第1部 カーボンニュートラル実現に向けた水素の役割と低コストグリーン水素の可能性
(2023年8月7日 10:30〜12:00)
カーボンニュートラル達成に向けた要求は年々加速度を増している。その中で、電化することが困難な用途を中心として、水素の果たす役割には大きな期待が寄せられているが、足元を見れば、燃料電池自動車の普及はロードマップ目標の6〜10年遅れと大幅な遅延が見られる。経済合理的な水素製造に向け、現状と課題を整理し、社会実装を加速するための視点を提供する。
- カーボンニュートラル実現に向けた水素の役割
- 先鋭化するカーボンニュートラル要求と資源調達リスク
- 水素と地政学
- 東アジア・北米・欧州各国における水素の動向と役割
- 国内の現状と展望
- 国内再生可能エネルギーの導入実績からみた2050年
- 国内再生可能エネルギーのコスト競争力
- 水素・燃料電池の導入実績とこれから
- グリーン水素低コスト化の視点
- 事業性成立の阻害因子
- テスラモーターズから学ぶ視点
- 事業性を高めるための視点
第2部 SAF製造技術の開発動向とFT合成技術を中心としたSAF製造技術
(2023年8月7日 13:00〜14:30)
航空業界のネットゼロ対策としてキーとなる持続可能な航空燃料 (SAF) の概要と、その中でも、原料制約が小さくLCA的にも有利な、FT合成技術を利用したSAF製造技術を中心に、国内外動向を含め解説する。
- SAF技術の概要
- FT合成技術を利用したSAF製造
- FT合成技術概要
- 持続可能な合成ガス製造技術
- 国内外動向
第3部 バイオディーゼル燃料の可能性と使いやすさの改善
(2023年8月7日 14:40〜16:10)
バイオ燃料は石油枯渇問題や温暖化防止など、事あるごとに脚光を浴びたり沈んだりを繰り返している。
e-Fuelも次世代バイオ燃料も先進国においては、自前での製造が可能かもしれないが,途上国を含めた地球規模での自動車用燃料のCNを本気で取り組むのであれば、技術が確立されている第一世代バイオ燃料の利用はまだまだ必要である。今度こそバイオ燃料を“ブーム”で終わらせないためにも、本講演による学び直しが需要と考える。
- バイオ燃料とは
- 自動車用バイオ燃料の規格
- 第一世代バイオ燃料の課題
- バイオエタノール
- バイオディーゼル
- 次世代バイオディーゼル燃料含む次世代燃料と今後の展開
- 水素
- e-fuel
- 次世代バイオディーゼル燃料
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
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- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
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