I. 「空飛ぶクルマ」の制度ならびに政策動向
(13:00〜13:55)
「空飛ぶクルマ」はわが国では2025年大阪関西万博を、海外では2023〜24年を目標に型式証明取得が進められている。「空飛ぶクルマ」は電動主直離着陸機 (eVTOL) という過去にない航空機であり、認証制度作りが課題であり、運航に関しても、そのための離発着施設の規格制定も必要など、制度面での整備が政策的に進められている。そうした状況を概説したい。
- 1. 空飛ぶクルマの原理と設計の進化
- 2. 空飛ぶクルマの型式証明の方向性
- 3. 空飛ぶクルマ運航のための環境整備
- 4. その他
- 5. 質疑応答/名刺交換
II. AAM (空飛ぶクルマ) の海外での開発動向から見えてくる実像
(14:00〜14:55)
次世代の「夢」の乗り物として期待される「空飛ぶクルマ」。海外ではAAM (Advanced Air Mobility) 、eVTOL (electric VTOL) 等と呼ばれる次世代エアモビリティで、「航空機」である。先行する欧米では開発・認証・事業化への取組み等が進んでおり、AAMは「夢」から「現実」のものとなりつつある。そして、航空界におけるAAMの位置づけ、技術開発、認証・認可、事業化に向けての課題や取り組むべき事項などが明らかになってきている。ここでは最新の海外AAM (空飛ぶクルマ) の取組実態とその分析をもとに、そこから見えてくるAAM/eVTOLの実像を考察する。
- 1. AAMの位置付けと実現化に向けての3つのポイント (技術開発、認証、事業化)
- 2. 主な形態別のフロントランナーの取組 (フロントランナーの性能比較)
- 3. 鍵を握る型式認証、操縦資格、運航認可 (何故、認証取得時期が先送りされているのか)
- 4. 事業化に向けた取組 (発注顧客から注目される4+1のアプリケーション)
- 5. 社会実装に向けての取組 (何が必要とされているのか)
- 6. 質疑応答/名刺交換
III. 空の移動革命と交通管理
(15:05〜16:00)
空の移動革命に向けた官民協議会で、2022年3月に”空飛ぶクルマ”の運用概念第一般が発行された。そこでの“空飛ぶクルマ”とは、「電動化、自動化といった航空技術や垂直離着陸などの運航形態によって実現される、利用しやすく持続可能な次世代の空の移動手段」とのことだ。 “利用しやすく”なった先には高密度の運航が想定され、その安全性を確保するためには、交通管理の方式にも進化が求められる。本講演では、交通管理に焦点を当てた“空飛ぶクルマ”の国内外の議論を解説したい。
- 1. 空の安全
- 2. AAM/UAMの交通管理の課題
- 3. Vertiport/UAM Corridor
- 4. UTMから学ぶUAM交通管理体制構築
- 5. UAM交通管理体制構築に向けたアクションプラン
- 6. 質疑応答/名刺交換
IV.空飛ぶクルマのユースケースと社会実装に向けた国内外の状況
(16:05〜17:00)
大阪万博が近づくにつれて、日本国内における空飛ぶクルマに対する注目が日に日に高まっている。多くの自治体が空飛ぶクルマの具体的な取組計画を公表しているが、空飛ぶクルマは我々の社会にどのような価値を提供する存在なのであろうか。本講演では空飛ぶクルマが登場してきた社会背景を解説するとともに、期待されるユースケースや社会実装に向けた自治体の取組みについて解説する。
- 1. 空飛ぶクルマが登場した背景
- 2. 想定されるユースケース
- 3. 空飛ぶクルマに関心を示す主な自治体と導入計画
- 4. 空飛ぶクルマにより社会はどう変わるか?
- 5. 質疑応答/名刺交換
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- 開催日の2営業日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを、メールにてご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- 当日配付資料等は、後日ご郵送いたします。
- 受講後のご質問等、講師とのお取次ぎをさせていただきますので、ご遠慮なくお申し付けください。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
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