二軸押出機対応を中心とする剪断流動分散技術と伸長流動分散技術

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プログラム

樹脂、ゴム混練分散分野で、唯一剪断分散が応用されて100年が経つ。現状では、技術展開がマンネリ化しているのも事実である。剪断分散技術の新しい手法、新しい考え方を熱望している。本講演では、従来の問題点を深く探求し、新しい解析手法、応用技術 (の糸口) を詳解する。一方ここ20年で、伸長流動分散が応用され。今や剪断流動分散と双璧になっている。しかし、この分野では日本は応用が遅れている。私は日本でもっとこの分野の展開を図りたい。基礎理論から応用事例までの全てを説明する。剪断分散、伸長分散に各々特異な点を持っている。有意義な知識になると思う。

  1. 剪断流動分散技術
    1. 樹脂複合材料強度に関する改良技術の経緯
    2. バウンドポリマー、バウンドラバー技術
    3. 分散理論
    4. 分散過程の理論と実際
      1. 送り込み分配分散
      2. まき散らし分配分散
    5. Shearthinning, Shearthikening現象と分散性
    6. 強度物性向上以外に、特殊物性向上目的のナノ分散の応用技術の例
  2. 伸長流動分散技術
    1. 伸長流動分散技術の基礎理論
      1. 紐状粒子にくびれの発生する要因
      2. 紐状粒子の切断条件 (必要条件) と切断現象
      3. サテライト粒子の発生
      4. リザーバ、キャピラリー空間における剪断、伸長共存流動
    2. 粒子への完全切断現象と多段切断条件
    3. 伸長流動分散実験結果
    4. 3形態の伸長流動分散装置とその特性
    5. 伸長流動分散をCNT,CNFs等の分散に応用する
      1. 伸長流動分散とシシケバブ構造
    6. 伸長流動分散では、品質スケールアップが確実にできる
    7. Meltfractureによる剪断ナノ分散と伸長ナノ分散

会場

ドーンセンター
540-0008 大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
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