DTx (デジタル医療) の特許戦略と出願事例・動向

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
オンライン 開催

本セミナーでは、「デジタル医療」の特許動向の分析、研究開発を視野に入れた特許戦略、広くて強い特許の取得方法、最新の登録特許の事例分析について詳解いたします。

日時

開催予定

プログラム

近年、コロナ禍においてオンライン化が進展したことから、「デジタル医療」が注目されており、特許出願も増加する傾向にあります。このような「デジタル医療」について研究開発を推進するためには、特許戦略の構築が必要不可欠です。すなわち、特許出願の動向を把握したうえで、研究開発のそれぞれの段階に対応して、どのような特許を取得し、どのように活用するかが重要な課題です。特に、広くて強い特許を取得することが重要であり、その結果、研究成果を事業活動に最大限に活かすことができます。  本講演では、このような視点から、「デジタル医療」に関する特許動向と特許戦略について説明し、今後の課題と対応策について解説します。   「デジタル医療」の特許動向を把握し、最適な特許戦略を構築することがねらいです。具体的には、「デジタル医療」の特許出願の最近の傾向を分析して、研究開発を視野に入れた特許戦略について習得します。また、最新の登録特許の事例を分析して、広くて強い特許の取得方法について習得することがねらいです。

  1. デジタル医療の実用化の現状と課題
    1. デジタル医療の実用化の現状
    2. デジタル医療の開発動向と特許動向
    3. デジタル医療の今後の方向性
  2. デジタル医療に関する特許出願の動向
    1. 健康チェックに関する特許出願
      • ウェアラブル
      • スマートフォン
    2. 診断支援に関する特許出願
      • オンライン診療
      • 画像診断
    3. 手術支援に関する特許出願
      • AI関連発明・ロボット技術
    4. 画像処理に関する特許出願
      • VR
      • 4K
      • 3D
      • IoT
    5. 言語処理に関する特許出願
      • チャットボット
      • ChatGPT
    6. AI創薬に関する特許出願
      • 薬効探索
      • バイオマーカー探索
  3. デジタル医療に関する研究開発と特許出願の課題
    1. 特許出願のタイミングと注意点
    2. 研究開発に必要な特許調査の注意点
    3. 研究開発戦略と特許戦略の一体化
      • 研究部門と知財部門の協力体制、研究者と知財担当者の連携の在り方など
    4. 事業戦略と特許戦略の一体化
  4. デジタル医療に関する特許実務の課題
    1. 広くて強い特許とは、どのような特許か (デジタル医療に特有の課題)
    2. どの程度の進歩性が要求されるのか (従来技術との比較データなど)
    3. どの程度の開示が要求されるのか
      • 実施例
      • アルゴリズムなど
    4. 特許審査への対応
      • 拒絶理由への対応方法
      • 面接審査の活用方法
      • 拒絶査定を回避するコツなど
  5. デジタル医療に関する登録特許の最新事例
    1. 特許請求の範囲の最新事例
    2. 最近の特許審査の傾向と対策
    3. 諸外国の登録特許の事例との比較
      • 米国
      • 欧州
      • 中国など
    4. 事例を踏まえた最適な明細書・クレームの提案
    5. デジタル医療の特許戦略の構築

受講料

複数名受講割引

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

アーカイブ配信セミナー