未来洞察によるバックキャスト型研究開発テーマ創造

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本セミナーでは、中長期研究開発テーマの創造について取り上げ、未来洞察が必要とされている背景、未来洞察の基礎についてコンサルティングの実践事例を交えて解説いたします。
また、セミナーの後半にはスキャニング手法によって変化の兆しから社会変化仮説を作成する簡単な体験演習をしていただき、実践的理解を深めていただきます。

日時

中止

プログラム

未来〇〇という部署名をお持ちの方も多いのではないでしょうか。未来志向な姿勢を求められる一方で、変化の激しい現代において、どのように未来に向き合えばいいのだろう?とお悩みの方もいらっしゃると思います。日本総研ミライデザインラボは2015年から未来洞察の専門部署として、実践知を積み上げてきました。  未来洞察は戦後の予測手法の発展を通じて登場してきた未来を思考するための方法論です。未来洞察では、「知らないことすら知らない」 (未知の未知) があるという前提に立ち、未来に対して謙虚になって学びます。自ら未来を知りに行こうとする過程での「気づき」を大事にし、過去の延長線上にはない未来を発見します。今回のセミナーでは、多くの企業に導入いただいているスキャニング手法を組み合わせた未来洞察フレームワークによって未来からのバックキャストでテーマ創造する方法を紹介します。  セミナーでは、なぜ未来洞察が必要とされているのか、未来洞察とは何か、どのような場合に未来洞察が有効かなどを、コンサルティングの実践事例を交えて解説します。また、セミナーの後半にはスキャニング手法によって変化の兆しから想定外の変化の方向性を見出す簡単な体験演習をしていただき、実践的理解を深めていただくことを予定しています。

講義パート

(14:00〜15:30)

  1. 自己紹介
  2. 未来洞察概説
    1. 未来洞察とは何か
    2. 未来洞察の特徴と他の手法との違い
    3. 未来洞察の発展の歴史
    4. 未来洞察が求められる背景
  3. 未来洞察の手法:バックキャスト型テーマ創造
    1. プロセス設計の基礎となる考え方
    2. 未来の変化論点を設定する
      1. 未来イシューとは
      2. 未来イシューの作り方
      3. 未来イシューのアウトプットイメージ
    3. 想定外の社会変化を洞察する
      1. スキャニング手法とは
      2. スキャニングマテリアルの作り方
      3. スキャニングマテリアルを使った社会変化仮説の作り方
      4. 社会変化仮説のアウトプットイメージ
    4. 機会を発見する
      1. 強制発想表の使い方
      2. 強制発想アイデアの統合
      3. 機会領域のアウトプットイメージ
    5. 機会領域からのバックキャストする
      1. 有望機会領域の具体化
      2. 現在とのギャップ比較
      3. ギャップを埋めるための研究開発テーマを導出する
      4. テーマ企画書のアウトプットイメージ

演習パート

(14:00〜16:30)

  1. 演習:スキャニングマテリアルから気づきを得る
    • 日本総研が準備するスキャニングマテリアルをもとに、一般的なメガトレンドとは異なる社会変化の方向性を探る簡単な演習を2.5時間程度行います。
      簡易演習は講師1〜2名で対応します。 (最大3〜6名のチームを組成し、最大2チームで実施します)
      1. ガイダンス&スキャニングマテリアルの選定
      2. 選定理由の共有
      3. 選定理由から考えられる社会変化の方向性出し
      4. 振り返り&質疑

受講料

受講の際の推奨環境について

本セミナーは、「 Zoom 」と「 miro 」を同時に起動して受講頂きます。
2画面モニター環境、もしくはPCとスマホやタブレッド等を併用しての受講を推奨いたします。

また、受講および当日予定している演習を円滑に進めるため下記もご準備頂けますと幸いです。

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