地球環境問題の包括的理解と製品開発への投影

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科学的証明が難しい「地球温暖化現象」をトリガーとして、さまざまな国際政治、経済活動、利益誘導が展開されています。「振れ幅の大きい気候変動」の原因を、CO2排出量増加に求める論調は既に主流です。世界のエネルギー源の首位は石炭ですが、それを排除しようとする動きが国際社会に歪まで与えています。  一方、日本では B to C 企業のマーケティング素材として、SDGsや脱プラスチック宣言が利用され、ブームの様相を呈しています。このような状況下、自身の環境問題に対する知識と情報に問題意識を抱く企業人は増加傾向にあります。  本セミナーは、地球環境問題の全体像を正確に客観的に理解するために企画されました。多面的な関連情報の提示を通して “ 環境問題への対応力と判断力を備えた企業人 ” を目指すことを、講義の最終目的に置いています。

  1. 多様な環境問題 多彩な論点
    1. IPCCと温室効果ガス
    2. COP 京都議定書とパリ協定
    3. Basel条約と廃プラスチック問題
    4. LCAの概念と生活用品への適用
    5. 国連主導のM・SDGsと日本の商業利用
    6. 国際炭素税に見るEUの政治戦略
  2. 科学で見極める 環境因子の定量化
    1. 温度計測と気象観測の信頼性
    2. 温室効果ガス 全7種類の性質と排出源
    3. カーボンニュートラルという概念
    4. 百家争鳴「本当に、地球は温暖化に向かっているのか」
      • Coffee Break with Quiz
        自身の理解度を知る 「環境クイズ」
  3. 失速した過去の環境技術 その教訓
    1. 生分解性プラスチックの右往左往
    2. ガソリン車よりもCO2排出量が増えるFCV
    3. バイオエタノールにみる日本林業の産業構造
    4. 籾殻シリカ 起承転結
  4. 報道に惑わされない教養 および これからの製品構想
    1. 環境政策 異質先進国 日本
    2. プラスチック悪役論の論理と病理
    3. 静かに進むバイオミネラリゼーション
    4. 製品設計に求められる環境調和技術

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