技術プレゼンテーションにおけるイラスト図を用いた魅せ方とその伝え方

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VUCAの時代といわれる激しい変化に対応する不確定な今日のビジネスシーンにおいては、ますます技術の重要性が高まっています。しかしながら技術的内容はとくにその初期の段階では抽象的・概念的な面も多く周囲のビジネス系の人々には理解しがたいところがあります。この局面を打開していくために、図とかイラストを用いて新しい発想や思考法を伝えていくことが求められています。  本セミナーでは、求められている新しい技術概念や発想をビジネスにつなげるための新しいコミュニケーションを実現するために、「図やイラスト」を描くことを提案し実際に試していただきます。ここでいう「イラスト」とは、なんらかの意味内容を伝える簡略化され図を意味します。通常イラストや図は、伝達の補助的な道具、と考えられることが多いのですが、ここでは技術的内容をイラストや図を描いたり、使ったりすること自体が、新しい発想・思考・伝達法を生み出す、と考えます。絵が苦手な方でも、演習を通してコツをつかんでいただきますので、お気軽にご参加ください。

  1. 技術をわかりやすく伝えるためのポイント (出川)
    1. 技術説明の難しさとは: 技術概念と発想・伝達と図、イラストとは
    2. 図、イラストの技術者にとっての必要性と重要性:
    3. 技術概念とビジネスを絵で繋ぐこと:図解本を20冊書いた経験から
      • 演習1: パターン化された図を使いこなすワザ
        • 並べる
        • 比べる
        • 位置づけ
        • 関連づける
  2. ことばや概念をイラスト化する発想法と方法: (工藤)
    1. 技術やその原理をイラストにするための発想法
      • 技術概念をイメージ化する
      • 見えない技術を可視化する
      • 数式を使わないで理解してもらう
    2. 技術的概念をイラスト化する方法
      • 連想
      • 比較
      • 大きさ
      • パロデイ
      • 擬人化
        • 演習2: 2次元の平面図から3次元の立体図 (イメージ) を手描きで描く
  3. 技術内容や概念をイメージ化してイラスト図にする実践ポイントと事例 : (工藤)
    1. 技術内容をイラスト図にするときの実践ポイント
      • グラフや表、チャートを3Dにする
      • グラフや表、チャートの線を手描きにする
      • 「枠」を使って画面に変化をつける
    2. イラストの事例紹介 (1) :技術概念などのイラスト化: 超ひも理論など
    3. イラストの事例紹介 (2) :技術からの展開イメージのイラスト化: PDCAサイクルなど
      • 演習3: 技術プレゼンの内容を専門外の人々へ伝えるコミュニケーション事例
        • タッチを統一
        • 物や人物のイラスト
        • 具体的なモノに置き換える
        • PowerPointのツールを使って動きを加える
        • おわりに:全体まとめと質疑など (20分)

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