押出加工の基本技術とトラブル対策、品質向上策

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本セミナーでは、押出加工・押出機の基礎から解説し、外観不良・ウェルドライン・ブリード・目やに・メルトフラクチャー・ボイドなど押出成形時に発生する各種トラブルの原因と対策・未然防止について詳解いたします。

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プログラム

生産性向上、品質向上のための第一歩は、作業する人が基本をマスターすることである。  本セミナーでは、押出加工に携わる初学者でも理解できるように、押出機の基本構造、各工程の役割、操作技術から、材料の流動特性による影響、スクリューデザインにおける基本的な考え方や設計についても解説いたします。  また、ノウハウ部分が多く、あまり開示されない押出加工のトラブル事例等、ケーススタディを交えながら対策法についても解説いたします。

  1. 押出加工技術の役割と最近の技術動向
    1. 特徴と製造製品、技術動向
  2. 押出機の種類、構造、各部設計思想
    1. 基本構造、スクリュー、ブレーカープレート、ヘッド、ダイ等
      ※特に押出加工の最重要項目のスクリュー設計について、次のポイントから詳細な解説を行う
      1. 基本構造と具体的設設計値
      2. 理想的な溶融モデル
      3. 分散性向上の設計思想
      4. 今後のスクリュー構造の開発の方向等
    2. 最近の変化、今後の開発テーマ
  3. 押出材料の種類と加工性を左右する材料の加工性指標
    1. ゴム、プラスチックス、TPEの比較
    2. 配合剤、加工助剤等の効果、配合設計
      • ゴム
      • エラストマー
    3. 加工性指標
      • 粘弾性特性
      • 粘度
      • 圧寮損失
      • 応力緩和特性等
    4. 実際の加工性との関係
  4. 押出加工におけるトラブル対策 (設備の研究開発項目を含む)
    1. 外観不良、ダイ膨張、外径変動、目やに、ゲル化、焼け、メルト不良等
    2. 押出材料から見た不良対策
    3. 設備面から見た不良対策
    4. 加工条件からトラブル見た対策
  5. 押出加工を成功させるためのQ&A 100問
    • 押出材料
    • 加工設備
    • 加工条件等
  6. 今後の押出機、加工技術、押出材料等から見た開発、検討事項

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