(2012年5月22日 13:00〜14:00)
アジアのコンテンツ市場は、従来、ドラマ、マンガ、アニメなど、アジアは日本のコンテンツファンが多いといわれてきたが、韓国コンテンツの攻勢で勢力図が大きく変化してきている。 また、各国の経済成長とデジタル化の進展で、各国のコンテンツビジネスも成長しつつある。市場変化の中での、日本企業のビジネス可能性を検討する。
(2012年5月22日 14:15〜15:15)
中国をはじめ成長を続けるアジア市場を相手に、日本のコンテンツビジネスは事業の拡大に向けたさまざまな努力を続けている。 NHKエンタープライズも、「番組のアジアへの販売」、「韓国などアジア番組の国内での展開」、p番組関連ビジネスの開拓」などでアジア事業に取り組んできた。 本講演では、現状を紹介するとともに、成功と失敗の経験をもとに、今後の可能性を展望する。
(2012年5月22日 15:30〜16:30)
韓国コンテンツの勢いに圧倒されながらも、日本のコンテンツも海外への売り込み攻勢を強めている。TBSとしても従来の海外番組販売に加え、海外向け番組の開発や新しい事業スキームの構築に取り組んでいる。 昨年末、シンガポールのメディアコープとドラマ「ムーンケーキ」を共同制作したのも新たに始動したアジア戦略のひとつで、今年はアジアの若い視聴層をターゲットにした情報系レギュラー番組をメディアコープと共同制作する予定だ。 さらに日本経済新聞社とはお互いのグループの枠を越えて、アジア向け番組配信事業などでの業務提携を発表し、その第一弾としてアジアの15の国と地域に日本の最新情報を伝える番組を4月からスタートさせた。 「日本のコンテンツを世界に!」 … 制作現場の熱い思いをバックに、アジア向けの「J-コンテンツビジネス」が様々な形で動き出している。