本セミナーは、はじめて薬物動態学を学ぶ人向けのセミナーとして企画しました。
なぜ、薬物動態を調べるのかを中心に学んでいただきます。薬物動態というと数式の多い学問 (薬物速度論) と思われる人も多くいますが、薬物動態の分野の一部であり、本セミナーでは数式はでてきません。薬物動態全般を扱います。
- 「この薬は食後飲んでください」
- 「グレープフルーツジュースは飲まないでください」
- 「煙草を吸っていると効きにくくなります」
- 「腎臓が悪い方は減量してください」
これらすべて薬物動態の話です。
なぜ、創薬段階から薬物動態研究をするのか、創薬と開発での薬物動態研究の違いなど薬物動態研究の全体像を理解していただきます。最近承認された薬の情報を用いて説明しますので、市販薬の薬物動態特性の相場観も知ることができます。
- 医薬品開発における薬物動態
- なぜ薬物動態を調べるのか?
- 薬物動態の基礎
- 創薬での薬物動態
- 開発での薬物動態
- 臨床における薬物動態
- 添付文書とインタビューフォーム
- 薬物動態パラメータ
- 吸 収
- いつ飲むのか?食事との関係
- 吸収されやすい、吸収されにくい
- 溶けやすい、溶けにくい
- トランスポーター
- 分 布
- 多く分布する組織分布とほとんど分布しない組織があるのは?
- タンパク結合
- 代 謝
- 代謝は解毒と毒性発現に関与
- 代謝酵素
- 大きな個体差の原因、遺伝多型
- 排 泄
- 薬物間相互作用
- 質疑応答
本セミナーは、はじめて薬物動態学を学ぶ人向けのセミナーとして企画しました。医薬品の添付文書や学術論文に掲載されている薬物動態パラメータの意味を理解してもらいます。薬物動態解析は、薬物速度論により薬物の生体での動きを数値に変えて理解するために行います。薬物動態解析により数値化されたパラメータをみて、その薬物の薬物動態特性を把握する訳です。薬物動態解析は計算が多く、苦手意識がある方も多いようです。初めての方が理解できるように、身近な例から薬物速度論を理解してもらいます。
- なぜ薬物動態解析を行うのか? (講義)
- 身近な現象を速度論で (講義+演習)
- 速度論の基本 (講義+演習)
- 速度とは
- 0次速度と1次速度
- クリアランスと分布容積
- 薬物動態データのとり方、まとめ方 (講義+演習)
- 薬物動態試験
- 薬物動態パラメータ
- 薬物動態解析
- コンパートメントモデル解析 (講義+演習)
- モーメント解析 (講義+演習)
- 生理学的薬物速度論モデル解析 (講義)
- 質疑応答
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 64,600円(税別) / 71,060円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
- 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。