固定排出源及び空気からのCO2分離回収技術の概要と動向

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本セミナーでは、CO2分離回収技術の概要と基礎、研究開発の動向、実用化事例、市場展望や課題等について概観しつつ、関連するトピックとして、温室効果のメカニズムや空気からの直接CO2回収 (DAC;Direct Air Capture) についても言及いたします。

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プログラム

「カーボンニュートラル」をキーワードに、世界各国でCO2の排出量削減に向けた動きが活発化しています。パリ協定の目標に沿ったシナリオで気温上昇を抑制するためには、再生エネルギー、エネルギー効率化・省エネの推進、エネルギーの電力化、などあらゆる手段を総動員する必要があります。主要な手段の一つが、CCUS、すなわちCO2回収・利用・貯留です。我が国においても、CO2を炭素資源と捉えて再利用する「カーボンリサイクル」をカーボンニュートラル実現に向けたキーテクノロジーとして位置づけ、当該技術ロードマップが策定されています。  本セミナーでは、カーボンニュートラル社会実現を担うCCUSの基盤技術であるCO2分離回収について、技術の概要と基礎、研究開発の動向、実用化事例、市場展望や課題等について概観します。また、関連するトピックとして、温室効果のメカニズムや、近年注目を集める空気からの直接CO2回収 (Direct Air Capture) についても取り上げます。

  1. はじめに
    1. 地球温暖化のメカニズム
    2. 地球温暖化の将来予測と緩和策
  2. CO2回収・利用・貯留 (CCUS)
    1. CCUSの概要
    2. 世界のCCUS
    3. カーボンリサイクルロードマップとCCUSの課題及び展望
  3. CO2分離回収技術
    1. 分離回収技術の分類と各手法の特徴
    2. アミン系分離回収材料の化学と材料開発指針
    3. 実証プロジェクト及び実用化の事例
    4. 分離回収技術の課題及び開発動向
  4. Direct Air Capture (DAC)
    1. DACの概要と意義
    2. DACの動向と事例
  5. まとめ

受講料

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