計測・制御から医療・産業応用まで

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
オンライン 開催

本セミナーでは、ユーザー主体で、高度なシステム・機械を思い通りに操作・制御するための、生体信号を活用したインターフェース/制御技術を人間の「手」を利用する技術にフォーカスし、講師の研究内容を中心に解説いたします。

日時

中止

プログラム

モバイルコンピューティングやVR/ARの普及に伴い、無意識的で自然なインタフェース技術の必要性が高まっています。このようなシステムでは、さまざまな機械・システムを操作者自身の身体を動かすような感覚で操ることができるインタフェースが操作性向上の鍵を握るといっても過言ではありません。  本講演では、手や指の動作によって機械・システムを思い通りに操るためのインタフェース技術を紹介します。このような技術が普及すれば、重度身体障がい者のユーザインタフェースとしての利用はもちろんのこと、多くの一般ユーザに対しても軽快でユニバーサルな操作感を提供できる可能性があります。

  1. ヒトの手の動きをまねる:サイバネティックインタフェース
    1. サイボーグ技術とサイバネティックインタフェース
    2. さまざまな生体信号と筋電位
    3. 筋電インタフェース
      1. 筋電インタフェースの構成と動作原理
      2. 生体信号処理
      3. 機械学習にもとづく動作識別
      4. バイオミメティック制御
    4. 筋電義手
      1. 超音波駆動前腕筋電義手
      2. 5指駆動前腕筋電義手
      3. 3Dプリンタ製5指駆動前腕筋電義手
    5. 筋電バーチャルハンド
  2. 生活を支援するインタフェース:バイオリモート
    1. バイオリモートのコンセプト
    2. 食事支援ロボット
    3. 車椅子型移動ロボット:CHRIS
    4. サイバネティックポインティングデバイス:筋電マウス
    5. 音楽演奏インタフェース:バイオミュージック
    6. 圧電素子を利用したジェスチャインタフェース

受講料

複数名受講割引

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

ライブ配信セミナーについて