日本の製造業においては、研究開発部門が主体となって取り組む新事業・新商品開発、新用途探索への期待値が急激に上昇しています。新たなビジネスのトリガーが研究成果や研究活動に潜んでいることの現れでしょう。世界情勢が不透明な時代感においても大きな変化はありません。2022年度を振り返っても、私が所属しているMDB (マーケティング・データ・バンク) には、実に多くの企業の研究開発部隊 (BtoB、BtoC限らず) の皆様から新規事業等に関する調査、相談案件が寄せられています。
特に成長産業領域 (エネルギー関連、環境関連、モビリティ関連、ヘルスケア関連、SDGs、AI、宇宙ビジネス等) には熱い視線が注がれ、自社の技術を起点にどう市場と向き合っていけるか、各社が凌ぎを削っています。一方、成長産業だけ見れば成功できるかといえばそれほど簡単でもありません。研究開発部門主導の展開において、特に新市場を見る場合にどういう視点の置き方をすべきなのか、そもそも何から調べたらよいのか…正直戸惑いが見受けられるのも事実です。
技術情報は得意だが、市場情報を集めるのはどうも…という言葉は相変わらずよく耳にします。事業展開に優れた企業には、例外なく、市場を広く見る視点が備わっており、情報収集活動一つとっても、確固たるセオリーを有しています。そしてそのセオリーがますます企業の優勝劣敗を左右する、そんな時代に既に突入しています。
本セミナーにおいては、研究開発に従事される方が把握しておきたい「なかなか学ぶ機会がない情報収集活動のセオリー」はもとより、成長産業の調査手法、見る上での視点、多くの企業が陥る落とし穴、研究開発、技術開発担当者がこれからのために知っておきたい考え方等をご紹介しながら、自社で展開する上でのポイントについて具体的にお伝えする予定です。研究開発部門のご責任者、マネジャーの方はもとより、新たな事業展開をお考えの皆様におかれましては、是非ともお聞きいただきたい内容です。
- 今最も注目されているビジネステーマとは
- 2022年度、多くのビジネスパーソンが注目したテーマとは
- 研究開発部門における注目テーマの傾向の変化
- 2023年度以降における注目ポイント
- 5年後10年後を見据えて見ておきたいテーマとは
- 意外に知られていない情報収集手法
- 情報は集められるのだけど…という誤解
- 情報収集には実は確固たるセオリーがある
- 多くの企業が陥る落とし穴と勘違い〜見落としがちなポイント解説
- まず最初に確認すべき情報源とは
- 個別解説
- 官公庁、自治体
- 業界団体
- シンクタンク・研究機関
- 民間調査機関
- 業界専門誌紙
- アナリストレポート
- 展示会、見本市の活用法とは
- 技術ロードマップと情報収集
- 研究開発担当者が優位なポイントと磨くべきポイント
- 注目ビジネスを自社の将来・事業に結びつけていくための考え方
- 情報は繋げることで意味を持つ
- 世界情勢の変化を見据え、今後特に注目しておきたいビジネスとは
- 競合企業をどう見るか〜競合は意外な場所からやってくる
- 注目ビジネスの沿革を把握する
- 最新情報の捉え方
- 新たなビジネスのタネを見つける人はこんなことをしている
- 自社の強み、他社の強み、事業担当者に欠けている視点とは
- 競争が激しい分野にも「隙間」は存在する
- 成長産業において見ておくべきは実は…
- 情報収集ケーススタディ
- 注目ビジネス分野
- モビリティ、次世代自動車分野
- 環境分野 (サーキュラーエコノミー他)
- エネルギー分野 (蓄電池、CCUS等)
- ヘルスケア、健康長寿分野
- IoT関連分野
- AI、ロボット
- サブスクリプションビジネス
- 5G/6G関連ビジネス
- 注目技術分野
- 化学素材
- 宇宙ビジネス
- スマート農業
- その他注目すべき新用途分野
- 年先を見据える視点の育て方
- 未来構想力という重要スキル
- 未来予測関連情報を広く把握しておく
- 競合企業が変わらない業界は存在しない
- 新産業の誕生にご用心
- 成功確率の高い企業がしていることを整理する
- 研究開発担当者が持っておきたい視点とは
- 土俵を変えるという発想
- 20●●年がビジネスシーンで注目される理由
- 自分の業界を安泰だと思わない〜業界大再編時代へのメッセージ
- 研究開発担当者がこれから身に着けておきたい必須スキル
- 研究部門で取り組んでいただきたいいくつかの「方法論」
- 研究開発担当者必見!ビジネスに直結する必須情報源リストのご紹介
- 研究者必見!注目の調査資料、ビジネス書とは
- 知って得する必見Webサイト – 注目ポータルサイト
- 今こそ注目しておきたい業界誌紙とその理由
- お勧め研究機関、シンクタンクレポート
- 視野を拡げるために見ておきたいグローバル情報
- 注目商用データベース
- お勧めニュースアプリ、YouTube、Twitter
- 2023年度版王道お勧めビジネス書の紹介
- 質疑応答
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,200円(税別) / 37,620円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
- 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー
ライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
ライブ配信セミナーをご希望の場合
- 「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
アーカイブ配信セミナーをご希望の場合
- 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
- お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
- 後日(開催終了後から10日以内を目途)に、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
- 視聴期間は2023年4月20日〜5月8日を予定しております。
ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
- セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。