株式評価モデルの実務

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株式の評価モデルは、最も標準的とされるDCF法だけではなく、PBR、PERなどのマルチプル法 (倍率法・乗数法) もビジネスの現場で簡易的に株式価格を計測する手法として頻繁に利用されています。 株式評価モデルは利用可能なデータと使用目的を考慮しながらM&Aや資産運用の実務の中で併用されていますが体系的に整理した書籍は見当たりません。 こうした複数の株式評価モデルの特徴を理解することは、適切な株式の理論価格の評価に有益であると考えられます。  本セミナーでは、内外の金融機関で20年以上にわたる企業価値評価や資産運用業に携わってきた講師が、マルチプルから配当割引モデル、エンタープライズDCF法・残余利益モデルを含む広範な株式評価モデルの考え方を体系的に説明します。  また、実際の企業の財務・金融市場データを用いて実践的なExcelの演習を随所に取り入れます。 直感的なイメージに主眼をおき、理論の本質を理解できるように解説いたします。 本セミナーを受講することにより、実際のデータを使った様々な株式評価方法を習得することができます。 株式投資・企業価値評価に関心のある方、資産運用業務に携わる方の実務にお役に立てるようにわかりやすく説明いたします。

  1. 企業価値評価方法の整理
  2. 代表的なマルチプル法・マルチプル法の利用上の留意点
  3. マルチプル法を使った株式評価 (Excel演習)
  4. 割引現在価値の基本的な考え方
  5. 資本コストの基礎 (Excel演習)
  6. 配当割引モデル (Excel演習)
    • ゼロ成長モデル
    • 定率成長モデル
    • 多段階成長モデル
  7. エンタープライズDCF法 (Excel演習)
    • 永久成長率
    • 継続価値
  8. 残余利益モデル (Residual Income Model) (Excel演習)
    • クリーンサープラス関係
  9. 各モデルの長所・短所
  10. 投資戦略への応用
    • ジェンセンのα

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