公差設計 (基礎)

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近年、設計や製造のグローバル化に伴い公差設計の重要度が高まっています。製造業のお客様を対象とした公差設計セミナーを開催いたします。  本セミナーでは公差設計のメリット、考え方、計算の基本をeラーニングとWebライブセミナーを通して、従来2日間の集合型のセミナーで実施していた内容を、完全にオンラインで自席やご自宅等で習得していただけます。

eラーニング「公差設計入門」

(受講期間 2024年2月2日〜8日 / 目安となる受講時間 : 合計2.5時間程度)

本eラーニングの開発元であるプラーナーは、公差設計を学んでいただくためのコンテンツを開発し、多くの演習事例を作成して、だれでも公差設計を学べる教育体系を構築して参りました。
本eラーニングは、入門編として、初めて公差設計を学ぶ方のために作成しました。
Step1〜Step14の構成となっており、全27問の演習問題が付いています。

  1. 第1章 公差設計の概要
    1. 公差計算の具体的な例
    2. 公差設計のメリット
    3. 検図について
    4. 公差設計の流れ
    5. 設計者の公差知識の実態
    6. 公差設計のPDCA
    7. 普通公差
    8. 公差の課題を解決する
      1. 設計作業終盤のワークフロー
      2. FMEAの具体的事例
      3. リスクマネジメントからの要求
  2. 第2章 公差設計と幾何公差 (GD&T)
    1. GD&T (幾何的寸法許容差設定および 表示表)
    2. JISの改訂
      1. サイズ公差と幾何公差
      2. JIS改訂で変わった用語
    3. ISOとASME
  3. 第3章 正規分布と工程能力指数
    1. 正規分布の性質
      1. 公差とばらつき
      2. 正規分布とは
      3. 母集団とサンプル
      4. 平均値と標準偏差の求め方
      5. 正規分布の表し方
      6. 正規分布の性質
    2. 不良率の推定
      1. 不良率の求め方
      2. 正規分布の規準化
    3. 工程能力指数
      1. Cp
      2. Cpk
      3. CpとCpkの使い分け
  4. 第4章 統計的取り扱いと公差の計算
    1. 分散の加法性
    2. 統計的取り扱いと公差の計算
      1. 互換性と不完全互換性
      2. 【例題1】~【例題4】
    3. 公差設計のPDCAまとめ
    4. さまざまな公差の計算方法
  5. 第5章 公差設計の実践レベル
    1. 不良率の計算事例
    2. 幾何公差の公差計算事例
    3. ガタとレバー比の考え方

ライブセミナー

(2024年2月9日 9:30〜16:30)

  1. ご挨拶
  2. Eラーニングでの理解度チェック
  3. 講義:
    • 公差計算書
    • Σ計算
    • √計算
    • モンテカルロS
    • 工程能力評価データ
  4. 実習(機械装置事例):
    • 不良率演習
    • 現状図面 / 改良図面
    • √計算と3σ
  5. 総合演習1(小型歯車装置事例):
    • 説明と計算着手
    • 計算結果の確認
    • 考察
    • 結果とまとめ
  6. 総合演習2(ユニット設計事例):
    • 説明と計算着手
    • 計算結果の確認
    • 考察
    • 結果とまとめ
    • Q&A

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