第1部 リサイクル炭素繊維の研究開発動向と使いこなし技術開発
(2023年4月14日 10:30〜12:00)
省エネルギー、新エネルギー分野において炭素繊維およびCFRPへの期待は高まるばかりである.一方で、使用することによってサステナブル社会にも大きく貢献すると言われる中で、その廃棄処理が課題となりつつある。CFRPが本当の意味でサステナブル材料になる上で、リサイクル技術の開発は急務である。
本講座では、炭素繊維の基礎から、近年の関連研究の動向を説明し、リサイクルに対する必要性を説明するとともに、リサイクル業界の取り組みを紹介する。また、学術面から検討されているリサイクル炭素繊維の評価に関して、またリサイクル炭素繊維の特徴に従った適切な用途について説明する。
- 炭素繊維の基本
- 炭素繊維とは
- 炭素繊維、CFRPの開発動向
- 炭素繊維の製造方法と近年の低コスト化に対する取り組み
- 炭素繊維のリサイクル技術
- リサイクル技術の現状
- 種々リサイクル技術の特徴とリサイクル炭素繊維の評価
- リサイクル炭素繊維の再利用
- サステナブルなCFRPの実現に向けた取り組み
- 炭素繊維の未来
- 完全循環CFRPの提案
- 2050年に向けた革新的技術の必要性
第2部 リサイクル炭素繊維の品質評価
(2023年4月14日 13:00〜14:30)
複合材料の一般的な説明から、リサイクル炭素繊維活用の必要性やリサイクル炭素繊維の評価技術まで説明します。
- 炭素繊維・炭素繊維複合材料
- 炭素繊維とは
- 炭素繊維複合材料とは
- 炭素繊維複合材料のリサイクル
- 炭素繊維複合材料の需要
- 炭素繊維複合材料のリサイクルの必要性
- 炭素繊維複合材料のリサイクル方法
- 現在行われているリサイクル方法
- リサイクル炭素繊維の評価方法
- 複合材料の物性予測に必要な繊維物性
- 新品の炭素繊維用に開発された評価技術
- リサイクル炭素繊維の評価方法
- 今後の検討課題
- 今後リサイクルに必要なこと
- 試験手法の標準化について
第3部 リサイクル炭素繊維を用いたCFRTPの含浸成形技術
(2023年4月14日 14:45〜16:15)
リサイクルされた炭素繊維基材から複合材料を成形する技術について、現在の技術動向をふまえて説明する。特にリサイクル炭素繊維の不織布基材に熱可塑性樹脂を含浸させてCFRTPを成形する技術研究について詳しく紹介する。
- リサイクル炭素繊維基材について
- リサイクル炭素繊維の種類
- 各種の中間基材の紹介
- リサイクル炭素繊維を用いた複合材料の成形技術
- 熱可塑性樹脂を用いた技術
- 熱硬化性樹脂を用いた技術
- リサイクル炭素繊維の不織布を用いたCFRTP成形技術
- 樹脂含浸の基礎理論
- 不織布基材の特性
- 熱可塑性樹脂を用いた含浸成形技術
- CFRTPシートの連続製造技術
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
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- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
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アカデミック割引
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- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
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