官能評価における特許の基礎と審査基準、強い特許明細書の書き方

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本セミナーでは、官能評価の基礎から解説し、官能評価で権利化する手続き、データの取り方、クレームの書き方など、具体的なポイントを詳解いたします。

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プログラム

本講習会では、元特許庁審査官としての審査経験と、企業での研究・出願経験と、大学での知財・産学連携経験、及び大手国際特許事務所での弁理士業務経験をもつ講師が、官能評価による特許戦略を中心に、特許制度の現状と今後を含めて分かりやすくご説明いたします。  食品、化粧品、化学等の幅広い分野において、パネリストによる官能評価が採用されていますが、今後、サポート要件が厳しくなる可能性があることから、官能評価に着目し、強い特許の作り方をご提案します。

  1. はじめに
  2. 官能評価の基礎
    1. 五感
      • 視覚
      • 聴覚
      • 嗅覚
      • 味覚
      • 触覚
    2. 官能評価と装置評価
    3. 官能評価と特許との関係
      • 食品
      • 化粧品
      • 化学品等
    4. 官能試験と特許戦略 (データの取り方)
    5. QDA法、TDI法等
  3. 特許制度の基礎
    1. 特許制度概要
      • 手続の流れ
      • 用語の説明
      • 発明のカテゴリー 等
    2. 請求項の記載
      • クレームの書き方
      • 用途発明
      • プロダクトバイプロセスクレーム
      • パラメータ発明
      • 製法特許 等
    3. 明細書の記載
      • 官能評価を中心に強い特許明細書を書くコツ
    4. 図面の記載
    5. 要約書の記載
  4. 条文、特許・実用新案審査基準について
    1. 審査基準の説明
      • 食品用途発明の改訂ポイント 等
    2. 新規性
      • 分説
      • 記載されているに等しい事項等
    3. 進歩性
      • 一致点
      • 相違点等の認定
      • 顕著な効果
      • 異質な効果 等
    4. 明確性要件
    5. サポート要件
    6. 実施可能要件
  5. 裁判例紹介 (今後の実務の注意点)
    • 重要判決 (トマト含有飲料事件等)
  6. 企業における知財力の強化方法
    1. 社内研修のやり方等
    2. アイデアを生み方
  7. さいごに

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