化学業界の現状を踏まえ、伝承すべき必須要素を提言する

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プログラム

化学工業の50年間を踏まえた人材育成の視点から、何を残し伝承すべきか、コストダウン技術、スケールアップ技術、プロセス設計技術、プラント設計技術、そして安全・衛生・環境確保に亙る一連の技術伝承ポイント、さらに気候変動問題への対応につき演者自らの経験を基に伝達します。

  1. 化学工業を取り巻く現況
  2. 我々は何をやって来たか
  3. 各技術
    1. コストダウン技術
      • プロセス設計の構造
      • プロセス設計・解析におけるシミュレーションの役割
      • ピンチテクノロジーとは 適用目的、先進プロセスのピンチ解析 (プロピレン冷媒系)
      • プロセスインテグレーション適用
      • 省資・省エネ6つの視点
      • プロセス改善ガイドライン
    2. スケールアップ技術
      • アンモニア合成及び反応工学の誕生
        • 化学反応装置のスケールアップ
        • 回分操作と連続操作の特性
        • 化学反応と自由エネルギー
      • 蒸留における蒸留実験の必要性
      • クロマト分離操作
    3. プロセス設計技術
      • 解説
      • 個別プロセスに対応した汎用ソフトの必要性
      • 抽出塔モデルと適用事例
      • 断熱材製造プロセス設計
      • ピンチテクノロジー適用
    4. プラント設計技術
      • コスト評価
      • インターナル選定
      • 蒸留塔の制御
      • 付帯設備 – 熱交換器・配管・ポンプ
      • 材質・腐食
      • プロセス制御
    5. 安全・衛生・環境確保技術
      • 酵素法アミノ酸製造プロセス
      • 安全確保上の課題
      • 一連の事故事例
      • プラント安全確保要素
      • プロセス安全管理要素
      • 化学プラントの安全性評価 – HAZOP活用手法
      • 標準活性汚泥法廃水処理操作
      • ブロック・アンド・ブリードについて
    6. CN2050実現への道筋
      • 廃熱分布と有効利用
      • 一次エネルギーと電力化率
      • 化石燃料の確認可採埋蔵量の視点
      • 具体的道筋
      • 気候科学の最新知見への意見具申

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