廃プラスチック類を選別処理する目的は、主として、1 マテリアルリサイクル促進のための各プラスチック素材の高純度化、2 マテリアル・ケミカル・サーマルを含むほぼすべてのリサイクルのための不純物あるいはその処理に関する忌避成分の除去、3 塩素・臭素等の有害成分の除去、と考えてよいが、これらの目的を達成するための選別技術はほぼ共通である。本講演では、その各種選別技術について基礎理論と適用性について口述する。特に 2022年4月にプラ新法が施行され、その重要性はますます高まっている。 また、廃電子機器類には貴金属・重金属・レアメタル等の各種有価金属とともにハロゲン等の製錬忌避成分も含まれており、前者を効率的に回収するためには後者の適切な除去も必要となる。本講演ではそうしたプロセスの技術開発の状況を各種国プロでの成果を中心に口述する。 各種プラスチック類のリサイクル技術および電子機器からのレアメタルを含む各種素材のリサイクル・除去技術の基礎と応用が身に付きます。特に、本講では、リサイクルにおいて最重要の前処理である破砕・粉砕および物理選別技術の一般論と、それら技術の高度化によるプロセス全体の省エネルギーの可能性についても述べます。
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