スクリーン印刷の基礎とプロセス標準化・適正化

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
オンライン 開催

本セミナーでは、スクリーン印刷について基礎から解説し、「にじみ・かすれ」など印刷不良メカニズム、ペースト設計、スキージ速度の最適な条件設定までを解説いたします。

日時

開催予定

プログラム

第1部 高品位・高精細印刷を実現するスクリーンインキと機能性インキの紹介

(2023年3月7日 13:00〜14:45)

 当セミナーでは加飾用スクリーン印刷についての基礎的な内容と実用例についてお話します。前半は他の印刷方式との比較やスクリーン印刷の特徴についての内容や、スクリーン印刷を行う上での基礎知識に関して紹介します。後半はスクリーン印刷にて実現できる加飾技術や機能性の付与に関して、機能性インキの実用例を含めて紹介します。特にスクリーン印刷を実施する際に問題となる「微細パターンが印刷できない」、「滲みや擦れが発生し連続した安定生産が出来ない」といった印刷トラブルに関してインキの観点から改善した例を報告致します。スクリーン印刷にてどの様な事が出来るか知りたい方のご参加をお待ちしております。

  1. はじめに
    1. 各種印刷の種類とインクの粘度
    2. スクリーン印刷の特徴
    3. スクリーン印刷の資機材
    4. スクリーン印刷のポイント
  2. 加飾用スクリーン印刷インキ
    1. スクリーン印刷インキの種類
    2. スクリーン印刷インキの組成
    3. スクリーン印刷インキの製造工程
    4. スクリーン印刷インキのポイント
  3. スクリーン印刷インキの特徴と応用事例
    1. 成形用インキによる三次元加飾技術
    2. メタリックインキによる金属調加飾技術
    3. 透過インキによる隠し印刷技術
    4. 特殊インキの応用事例
  4. スクリーン印刷インキによる機能性の付与
    1. IR透過インキ
    2. 耐擦性インキ
    3. 自己修復インキ
    4. その他機能性インキ
  5. 高精彩インクシステム
    1. 高精彩インキの特徴
    2. 高精彩インキの便益
    3. 高精彩インキの加飾事例
    4. 高精彩インキによる品質安定化

第2部 スクリーン印刷工法の評価と機械式版離れ機構

(2023年3月7日 15:00〜16:45)

 スクリーン印刷工法の基本的なメカニズムと、その評価手法について体系的に解説いたします。評価手法は、<資材>、<プロセス>、<印刷物>の三つのパートに分けて説明します。特に印刷工法を用いたエレクトロニクス製造に関連した手法を中心としています。くわえて、印刷物の印刷特性を均一化させる機構の一つとして、版離れプロセスを機械的に促進させる技術とその効果を紹介します。

  1. スクリーン印刷工法とは何か
    1. なぜ印刷工法を選ぶのか
    2. スクリーン印刷工法とは何か
    3. スクリーン印刷工法の評価体系
  2. スクリーン印刷工法の評価技術
    1. 印刷資材の評価 (基材、インキ)
    2. 印刷プロセスの評価
    3. 印刷物の評価
      1. 印刷物の形状評価
      2. 印刷物の面内歪み評価
      3. 印刷物の電気的評価
  3. スクリーン印刷工法における機械式版離れ機構

受講料

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

ライブ配信セミナーについて