2024年以降を見据えた 「水素エネルギー」における製造・貯蔵・輸送・利用などの動きと、ビジネスとしての展望

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第1部 「水素エネルギー」の概要、その製造・利用・貯蔵・輸送と今後の展望

(2023年2月16日 10:15〜12:15)

 水素エネルギーは一次エネルギーを消費して得られる二次エネルギーである。水素利用市場の開発を目標として、水素の物性を基にした水素の基本特性を理解し、水素の製造・利用・貯蔵・輸送の特徴と今後の展望について解説する。

  1. 水素市場の展開
    1. 日本の取り組み:2050年カーボンニュートラルのインパクトと意義
    2. カーボンニュートラルと水素
    3. 世界の取り組み
  2. 水素の基本特性
    1. 水素の特性
    2. 水素の取扱上知っておきたい基礎知識
  3. 水素製造
    1. 水素製造エネルギー源の選択
    2. 様々な水素製造方法
    3. 燃料改質による水素製造
  4. 水素利用
    1. 水素エネルギー利用の展開
    2. 水素の新しい産業利用
    3. 二酸化炭素の資源化 – メタネーションなど
  5. 水素貯蔵
    1. 水素貯蔵に関する基礎知識
    2. 水素ステーション
    3. 水素を扱う上で押さえておくべき法規制
  6. 水素輸送
    1. 水素の輸送技術
    2. 水素インフラの概況・動向
  7. 水素市場の今後の展望

第2部 クルマの「水素」 & 「e-Fuel」の動き、今後の可能性、技術課題

(2023年2月16日 13:00〜14:45)

 カーボンニュートラル化に向けて自動車の電動化が加速しています。一方で自動車以外の航空機や船舶はバイオ燃料やe-Fuelを活用した内燃機関が今後も主流となることが予想されています。結果、これまで化石燃料が主流であった自動車、航空機、船舶及び鉄道のモビリティは、それぞれに最適化されたエネルギーとそのパワーユニットが選択される世界になっていくのではないでしょうか。  本講演では、最新の水素及びeFuelの市場及び技術動向を捉えつつ、自動車の動力源である次世代パワーユニットの将来予測を行い、そこからどのように日本企業が対応すればよいのかを説明します。

  1. クルマのカーボンニュートラルとe-Fuel
    1. カーボンニュートラルに向けて期待されるe-Fuel
    2. e-Fuelの課題
  2. クルマのカーボンニュートラルと水素
    1. カーボンニュートラルに向けて期待される水素と課題

第3部 水素エネルギーのビジネスとしての展望・可能性

(2023年2月16日 15:00〜16:45)

  1. 水素ステーションの普及の可能性と市場規模 – 普及支援策と各社の動向
  2. 水素エネルギー開発の現状と水素エネルギーの課題 – 輸送と貯蔵の手段
  3. 水素価格の動向と水素エネルギーの経済性の動向 – 量産と水電解装置
  4. 水素社会のインフラストラクチャー整備を取り巻く市場規模 – 建設コスト
  5. 水素ビジネス展開における大きな裾野と、日本企業・欧州・中国の競争
  6. グリーン水素の安価な生産へのグローバルな動き
  7. 水素発電、水素還元製鉄等の今後の可能性 – 2050年へのロード・マップ
  8. 水素社会構築に向けて日本企業がとるべき最適な経営戦略と事業機会

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