マイクロLED・有機EL (OLED) ・液晶の今後に求められる材料・デバイス技術とその将来展望

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本セミナーでは、有機EL技術の基礎を解説し、最新技術開発動向及び課題、更に有機エレクトロニクスがもたらす真のインパクトについて詳解いたします。

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プログラム

コロナ禍がメタバース世界の進展を加速する。世界の生活を一変させたコロナ禍であるが、ここ3年で在宅勤務が普通に許容されるようになり、どこでもつながるディスプレイや携帯しやすいディスプレイへの要求が加速した。さらにリモート環境による在宅勤務等が長くなると、より現実に近いバーチャルな環境が求められてきている。メタバース環境技術はまさにそれを実現する極めて重要な技術であり、その技術の中核をなすのが、メタバースに適したディスプレイ技術である。目に優しい健康的なディスプレイへの要求が一層強くなるのは当然だが、より、現実感を得るためのディスプレイや装着を意識しないゴーグルに適したディスプレイ技術、3Dディスプレイの将来像等、検討すべき技術課題が重要なポイントとなるであろう。必然的に、有機エレクトロニクス技術や最近急発展を遂げてきているマイクロLEDを用いたディスプレイ技術が最有力候補になってくる。  進展著しい有機ELディスプレイだが、上記の観点から見て現在どのレベルまで進展しているのか?実は、近年の材料・デバイス技術の進展は一般に認識されているよりはるかに進んでいる。長寿命、高効率、高精細はもちろん、新機能である、フレキシブル、フォルダブル、ローラブル、透明などの新たな機能が実用化されるようになってきた。マイクロLEDによるディスプレイもしかりで、ボトルネックであった実装技術にも」評価すべき技術が登場してくるなど、一般に認識さえているレベルよりはるかに実用化に近づいている、  本講演では、有機EL、マイクロLED技術の基礎を解説し、最新技術開発動向及び課題、更にこれらの新技術によるディスプレイがメタバースにもたらす真のインパクトは何かについて議論する。

  1. メタバース時代に生き残るディスプレイ – 有機ELが新たな段階に
  2. 最新有機EL技術を解剖する
    1. 有機ELの発展の足跡
    2. 有機ELの基本構造とその進化
    3. 製造工程の基本とその進化
      1. 蒸着法
      2. 印刷法
  3. 封止工程の基本と最新動向
    1. キャップ封止
    2. 薄膜封止
  4. 有機EL材料の基礎と最新動向
    1. 蛍光材料
    2. 燐光材料
    3. TADF材料
  5. サポート材料と塗布型材料
    1. 周辺材料
    2. 塗布型材料の現状と課題
    3. インクジェット
    4. 転写・グラビア
  6. 大型化有機ELディスプレイへの対応
    1. 有機ELディスプレイの基礎技術
      1. 蒸着型
      2. 塗り分け型
      3. 白色バックライト型 (LG型)
      4. 青色バックライト型 (Samsung型)
  7. マクロLEDディスプレイの現状と将来
    1. マイクロLEDの概要
    2. マイクロLEDの製造
    3. 一番のボトルネック – 実装技術の現状
    4. マイクロLEDのマイクロLEDディスプレイ実現に必要な歩留まり
    5. AR,VRゴーグル、グラスの将来像と課題
    6. マイクロLEDと大型ディスプレイ
  8. 車載用途への応用と課題
    1. なぜ、車載用途に有機ELやマイクロLEDが期待されるのか?
    2. 車載用ディスプレイに必要な特性
    3. 車載用途で実用化された例
    4. 今後の車載用途応用の展開
  9. まとめ

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