プラスチック複合材料におけるフィラーの活用技術

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本セミナーでは、プラスチック複合材料の高性能化、高機能化のための活用技術について、基礎からわかりやすく解説いたします。

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プラスチック単独では得られない力学性能を得るため、あるいはプラスチックには無い機能性能を付与するための手段として各種フィラーが活用されており、ポリマーにフィラーを充填したプラスチック複合材料は有用な素材として工業材料分野を中心に幅広く使用されている。但しフィラーには多くの種類があり、その特性 (形状、性状、機能等) も様々で、目的に合わせて適切なフィラーを選定することは非常に重要である。またフィラーを用いて複合化する場合、多くのプラス効果がある反面、マイナス効果も発生する。これらの効果を十分把握しておく事は材料設計には必須である。近年では、フィラーの形状制御技術や複合材料の成形プロセス技術の進歩により、高性能あるいは高機能の複合材料が多く開発されている。  ここでは、大手樹脂メーカー (出光興産) で長年に渡り複合材料の開発に携わって来た知見、経験を基に、優れた複合材料を開発するためのフィラーの活用方法について解説する。

  1. プラスチックにおける複合化の目的
    1. フィラーの役割
    2. フィラーの種類と複合材料物性
  2. プラスチック複合材料の高性能化にためのフィラーの活用技術
    1. フィラーの形状制御1 (微粒子化)
    2. 複合材料のモルフォロジー制御
    3. フィラーの形状制御2 (極細線化)
    4. フィラーの形状制御3 (長繊維化)
    5. フィラーの形状制御4 (異形化)
    6. 複合材料の界面制御
  3. プラスツック複合材料の機能化のためのフィラーの活用技術
    1. 各種機能と機能性フィラーの種類
    2. フィラー特性を活用した高機能化
  4. 構造制御技術を活用した複合材料
    1. 膨張成形体
    2. 三次元連結構造体
  5. 成形加工プロセスを活用した複合材料成形体
  6. 最近の複合材料
    1. ナノ複合材料
    2. バイオマス複合材料

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