光学設計の基礎講座

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本セミナーでは、照明、レンズ、カメラ、プロジェクターなど光学機器開発に携わる方に向けて、光学設計の基礎について、基本的な考え方を分かりやすく解説いたします。

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プログラム

カメラやプロジェクターなどの結像光学系、さらにより広い範囲の照明光学系を設計するためにも光学設計の知識は重要となります。これから光学設計に正に挑戦しようとする方、現在、すでに挑戦されている方のためにこうした情報、手法をお伝えするのがセミナーの目的です。通常の入門よりも一歩踏み込んだ、より実践的なお話をさせていただきます。

第1日目 基本構造と収差

  1. 近軸理論の利用法
    • 光学系を複数のレンズなどで如何に構成するかは、この近軸理論をもってして最初に検討が行われなければなりません。結像系のみならず照明系開発時に役立つ光学設計に独特の近軸理論について詳しく学びます。
  2. 収差補正の考え方・光学系の収差的な構造
    • 光学設計とは、近軸理論で構成を考え、そして、一般的にはどうしても発生してしまう収差と言うものを除去していく作業です。どの様にその収差を低減させていくのか?その基本的セオリーについて、光学系の収差的な構造を考えながら解説させていただきます。

第2日目 評価手法

  1. 光学系の明るさについて
    • 光学系による結像の明るさについて考えます。像の明るさはどの様に表現されるのか?光学系では明るさをどの様にコントロールするのか、等について解説させていただきます。照明系を考える場合には直接繋がりを持つ部分でもあります。また、レンズの集光力を直接決定する、絞り、瞳についても分かりやすく解説させていただきます。
  2. 評価 (波面収差、MTF)
    • 光学設計実務においては、レンズの性能の精密な評価手法としては非常に重要かつ、確立された評価手法である波面収差、そしてMTFについて解説します。また収差補正後、考慮せねばならない幾つかの内容 (製造公差、内面反射、温度変化等) についても説明します。

受講料

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