開発や設計技術は新しい発想で切り開く時代である。AIやIoTなどに伴う激しい変化にあって、課題解決だけでなく、問題発見力が必要となる。アイデアを創出する力は、訓練によって向上する。演者が技術者として発想し開発・設計・推進の仕事に活かしてきた経験を基に、発想とそれを実務に利用する流れと方法を示す。 まず、発想のツールであるマンダラートやマインドマップといった先人の発想法と、ロジカルシンキングを概説する。連想を促すTRIZやオズボーンのリストには、それを利用した多くの例を挙げる。さらに単位洗い出し法、動詞・形容詞連想法 (学会発表) など、演者独自の新しい発想・連想法を提示する。開発・設計の技術にとって多くのヒントを元にする実用的な発想法として、実例を豊富に挙げる。実習では、アイデアを絞り出す感覚をつかむ。発想から絞り込んで実現へと進む流れを示す。日本創造学会の成果にも言及する。 テキストは読みやすい読み物で、受講後にも引き続き復習と自主的な実習、そして実際の発想に役立つ考え方を勉強でる。発想に役立つ考え方と発想のヒントを資料として提供する。
シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名様以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり半額の 18,000円(税別) / 19,800円(税込)となります。
学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。