Visual SLAM (VSLAM) の基礎理論とAR Foundationを用いた実装演習

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
オンライン 開催

日時

開催予定

プログラム

SLAMは、ドローン、ロボットや自動車の自動走行からスマートフォン向けAR/VRにいたるまで、多岐にわたるアプリケーションの基盤技術です。特に、カメラを用いたものはvisualSLAM (VSLAM) 、さらに、IMUを併用したものはvisual-inertialSLAM (VIS) と呼ばれています。近年では、ARCoreやARKitに代表されるスマートフォン向けライブラリも登場しており、簡単なプログラミングでVSLAMを試すことができます。  本セミナーは、VSLAMを手軽に試したい、VSLAMを用いたシステムのプロトタイプを簡単に作りたい、スマートフォンのVSLAMに基づくARアプリケーションを作ってみたい方を対象に、VSLAMの座学と実装演習を行います。  初めに、座学としてVSLAMの基礎理論を解説します。VSLAMを理解する上で必要な画像処理技術とカメラ幾何を説明し、VSLAMの処理の流れまでを総合的に紹介します。次に、スマートフォンを用いた実装演習を行います。UnityとAR Foundationを利用し、VSLAMの性能を体験できるアプリケーションを開発します。AR Foundationは、ARKitやARCore等のVSLAMライブラリのラッパーであり、スマートフォンのOSに依存しないコーディングが可能です。  今回、開発環境はWindowsPCとAndroid搭載のスマートフォン、またはMacBookとiPhone、の2つの組み合わせに対応します (WindowsPCとiPhoneの組み合わせでは開発ができません) 。

  1. VSLAMの歴史
  2. VSLAMに用いられる画像処理
    1. 特徴点マッチング
    2. 画像検索
  3. VSLAMに用いられるカメラ幾何
    1. 透視投影モデル
    2. PnP問題
    3. 三角測量
  4. VSLAMの処理の流れ
    1. Initialization
    2. Localization
    3. Mapping
    4. Loop closure
    5. Relocalization
  5. AR Foundationを用いた実装演習
    1. Unityの設定
    2. Device Tracking
    3. Plane Tracking

受講料

留意事項

ライブ配信セミナーについて