ポリウレタンフォームの材料設計と成形加工技術

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本セミナーでは、ウレタン原料、触媒の選び方から気泡構造の制御、フォームの製造、成形トラブル対策まで解説いたします。

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プログラム

第1部 ポリウレタンフォームの基礎と成形技術

(2023年1月27日 10:00〜12:00)

  1. ポリウレタンフォームの分類と用途
    1. ポリウレタンフォームの分類
    2. 軟質ポリウレタンフォームの用途
    3. 半硬質ポリウレタンフォームの用途
    4. 硬質ポリウレタンフォームの用途
  2. ポリウレタンフォームの生成と製造方法
    1. ポリウレタンフォームの製造原理
    2. ポリウレタンの生成とその原料
    3. 発泡ガス発生法
    4. ポリウレタンフォームの気泡構造
    5. ポリウレタンフォームの製造方法
    6. 軟質ポリウレタンフォームの加工例
    7. 硬質ポリウレタンフォームの製造方法別分類
  3. ポリウレタンフォームの物理特性と測定方法
    1. 軟質ポリウレタンフォームのJIS規格概要
      1. JIS K 6400 (軟質発泡材料, 物理特性の求め方)
      2. JIS K 6401 (耐荷重用軟質ポリウレタンフォーム – 仕様)
    2. 硬質ポリウレタンフォームのJIS規格概要
      1. JIS A 9511 (発泡プラスチック保温材)
      2. JIS A 9521 (建築用断熱材)
      3. JIS A 9526 (建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォーム)
    3. 用途から求められる物理特性
      1. 自動車シート、寝具、家具
      2. 梱包材
      3. 家庭用品 (キッチンスポンジ等)
      4. 断熱材、保温材
  4. ポリウレタンフォームの製品に係る関連法令
    1. 家庭用品品質表示法 (寝具)
    2. 食品衛生法 (食品包装材)
    3. 建築基準法、建築物省エネ法、住宅品質確保促進法 (断熱材関連)
    4. 消防法 (原料の保管)
  5. ポリウレタンフォームの高機能化動向
    1. 導電性 (軟質)
    2. 抗菌性 (軟質)
    3. 高断熱性 (硬質)
    4. 難燃性 (硬質)
    5. その他

第2部 ポリウレタンフォームの反応と触媒の選択・使用法および規制対応

(2023年1月27日 12:50〜14:20)

 ポリウレタン用触媒の種類と役割、評価方法や環境対応の開発動向について理解を深めること。

  1. ポリウレタン用触媒の基礎と活性機構
    1. ポリウレタン用触媒の種類とその役割
      1. 触媒の種類と役割
      2. ウレタンフォームに及ぼす触媒の影響
    2. ポリウレタン用触媒の活性とその評価方法
      1. イソシアネートの反応
      2. 触媒の活性と評価方法
  2. アミン触媒の構造と活性、局所構造の関係
    1. 触媒の活性機構
    2. 触媒の構造と活性との関係
    3. 触媒の温度依存性
  3. 環境に配慮したポリウレタン触媒の開発動向
    1. 軟質フォーム用VOC対策触媒
    2. 硬質フォーム用HFO発泡剤対応触媒
    3. 硬質フォーム用難燃性改良触媒

第3部 ポリウレタンフォームの製造設備とプロセス

(2023年1月27日 14:30〜16:00)

  1. 自動車用シートクッションパッド
    1. プロセス
    2. 金型台車と金型
    3. クラッシング工程
    4. シートクッションラインの今後
  2. ダッシュボードなど
    1. 内装用ウレタンフォーム
  3. 天井用成型フォーム
  4. ステアリングホィール (インテグラルスキンフォーム)
  5. カーペットバッキングフォーム
  6. 制振材用ポリウレタンフォーム
  7. キャビティーフィーリング
  8. RRIM成型 (Reinforced Reaction Injection Molding)
  9. ポリウレタンフォーム成型の今後

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