ラマン分光法の基礎と分析手法ならびに応用事例

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近年の装置の進歩により、ラマン分光法が従前のような「職人技」ではなく、様々な産業界で幅広く利用されるようになってきています。しかしながら、ラマン分光法を大学講義などで取り扱うことは少なく、基礎知識を習得する機会が不足しています。そこで本講座では、ラマン分光法を中心に振動分光学の基礎を修得して、各産業界で利用するために必要な知識と活用例をお話しいたします。

  1. ラマン分光法とは
    1. 概要
    2. ラマン分光法で何が判るか
    3. いろいろなラマン分光法
  2. 振動分光法とは
    1. 量子論、光と分子の相互作用
    2. 振動分光としてのラマン分光法
  3. ラマン分光法の原理
    1. エネルギー準位と選択率
    2. 基準振動と群論
    3. 偏光解消度
    4. 励起波長と蛍光
    5. 共鳴ラマン効果
  4. ラマン分光法の実際
    1. ラマン分光装置の構成要素
    2. 光源、分光器、検出器
    3. 顕微ラマン装置
    4. 時間分解測定法
    5. 波数や強度の較正
    6. ラマン測定上の注意事項
  5. ラマン分光法の応用
    1. 工業分析への応用例
    2. 微小分析、表面分析
    3. 生体物質への応用例
    4. 食品科学への応用
    5. その他の分野への応用と最近の話題
  6. スペクトル解析法
    1. グループ振動数表
    2. ライブラリ検索
    3. ケモメトリックス解析
  7. まとめ

受講料

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