新規事業テーマの事業性評価と経営層への説明・説得のポイント

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本セミナーでは、新規事業テーマの事業評価について基礎から解説し、意思決定しやすいデータの揃え方、見せ方、説明の仕方を詳解いたします。

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プログラム

第1部 経営トップを納得させる新規事業テーマの統合ロードマップ作成

(2023年1月23日 10:00〜12:00)

 新規事業におけるロードマップの必要性は技術者、経営者にとってますます高まっています。まずはそのコンセプト立案からはじまり企業内における経営的意味や活用方法のポイントを示します。その中で未来の可能性を見ていくための必要な技術を機能軸に置き換えたり、市場ニーズを技術ロードマップに置き換えたりして経営トップが納得する「統合ロードマップ」の具体論を紹介します。

  1. ロードマップはなぜ必要か
    1. 企業をめぐる価値・環境変化とロードマップ
    2. 経営・事業からみたライフサイクルとロードマップ
    3. ロードマップ創りに役立つMOTの4つのステージ
  2. ロードマップ策定と事業構想プロセス
    1. 時間軸で考えることで、未来の共通認識が起こる
    2. 技術コアからの事業・商品構想とは
    3. ロードマップ策定の一般プロセスと事例
  3. 事業戦略とロードマップの融合と統合化
    1. 企業におけるロードマップと戦略
    2. 統合ロードマップの作業プロセス概要
    3. 新規事業と統合ロードマップの作成プロセス
    4. ロードマップ統合化のまとめと検証
  4. おわりに:経営者を納得させるポイントとは

第2部 経営層が納得するマーケティングリサーチデータの揃え方、見せ方

(2023年1月23日 12:45〜14:45)

 コロナ禍、円安・物価高・ウクライナ情勢や、米中緊張など国内企業を巡る環境変化は、非常に激しい状況にあります。そうした中で新規事業の開発は、事業継続の観点からも必須の取組みで、事業企画において、成功確率を高めるリサーチは重要性を高めております。また多忙な経営層に対しては、分かり易く見やすいデータを揃えることが求められます。  本講演では、事業性を評価するためにどのようなデータを収集するべきか、そしてどのようなデータであれば経営者は意思決定しやすいのか?マーケティングリサーチの設計やマクロデータの収集方法について解説いたします。加えてExcelやPowerPointといった通常業務で慣れ親しんだアプリケーションを使って、グラフやチャートの作成方法を具体的にお話させていただきます。

  1. 成功確率を高め、経営層が納得する事業性評価裏付けデータとは
  2. 統計オープンデータの種類と活用
  3. アンケート調査で聞くべきこと、分析・加工方法
  4. データの見せ方の定石とシート作成技法 (PowerPoint編)
  5. グラフ作成の留意点と操作方法 (Excel編)

第3部 経営者を説得する新規事業テーマの事業性評価とサスティナビリティ評価

(2023年1月23日 14:45〜16:15)

 社内で新規事業を立ち上げるためにはユニークなアイデアや熱意だけでは経営層の納得と合意を得られません。新規事業テーマに市場性があるか、競争優位性があるかなどを論理的客観的に説明する必要があります。説得力を高めるためには経営層が判断できる客観的な情報やデータも不可欠です。また今後の新規事業は経済的価値のみならず社会的価値の実現が不可欠であり、事業を通じた社会課題の解決が求められます。しかし、事業単位で社会的価値を評価する指標は開発の途上にあります。  本セミナーでは企業内新規事業の評価を、市場性評価、自社適合性評価、ビジネスモデル評価、リスク評価、サスティナビリティ評価に分けて分かりやすく解説していきます。

  1. 新規事業テーマの評価で経営層はどこに関心があるか
  2. 新規事業テーマ事業性評価の視点とポイント
    1. 市場性の評価
      • 市場性評価のための需要予測
      • 市場性評価のための未来予測
      • 市場性評価のための競合分析
    2. 自社適合性の評価
      • 自社技術力の評価
      • 自社販売力の評価
    3. ビジネスモデルの評価
    4. リスクの評価
  3. サスティナビリティ評価
    1. サスティナビリティ評価のフレーム
    2. 評価視点と評価項目
  4. 経済性と社会性の両立に向けた課題

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