FMEA・DRBFMの基礎と効果的実践手法

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本セミナーでは、故障解析手法をシステム安全の概念から見直すことで、既存手法がなぜ形骸化するのか、形骸化に対応するためにどのような対応が必要なのかを、講義を通じてお話いたします。DRBFMの演習を交えて、手法を実践的に修得することを目指した講演になっています。

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プログラム

トヨタ自動車で生まれた未然防止手法であるDRBFMは、トヨタ自動車の手法であるから素晴らしいわけではありません。その本質は、国際標準の安全性評価の考え方であるシステム安全の概念に合致しているからこそ、効果を発揮します。故障解析手法をシステム安全の概念から見直すことで、既存手法がなぜ形骸化するのか、形骸化に対応するためにどのような対応が必要なのかを、講義を通じてお話します。故障解析手法の初心者の方を前提とした内容となっています。また、DRBFMの演習も行うことで、手法を実践的に修得することを目指した講演になっています。

  1. 不具合防止はなぜ困難か
    1. 不具合の原因分類から
    2. リコール事例のデータ解析から
    3. なぜ5回問えといわれるか
    4. Stress-Strength model と故障モード
  2. デザインレビューの基礎
    1. 概念設計審査
    2. 詳細設計審査
    3. 最終設計審査
    4. デザインレビューの課題 – 形骸化、管理負担など -
      • 長岡技術科学大学技術経営研究科システム安全専攻紹介
  3. DRBFMについて
    1. GD3 の考え方とリスクアセスメントの共通点 – 比較する -
    2. 要素機能の正常状態表現
    3. 故障モード導出の論理
    4. 故障解析、リスクアセスメントに本当に必要なもの
      - 不具合一覧表 -
    5. 影響度分類表
    6. DRBFMの性能評価
  4. FMEA・DRBFMシートの作成ポイント
    (故障モード同定から対策の検討までの一連の流れを説明して、そのポイントを理解する)

受講料

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