GDPR (EU一般データ保護規則) の基礎と実践

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本セミナーでは、世界のデータ保護の基準ともいえる GDPR について再確認し、日本の個人情報保護法との関連ともあわせて、基礎的な内容の理解と、対応における留意点を中心に考察いたします。

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プログラム

欧州の個人情報保護規則であるGDPR (EU一般データ保護規則) が本格施行されてから、4年が経過した。ここ数年、ビジネス形態やテレワークが促進されたことによる働き方の急速な変化を背景に、個人情報の保護の重要性はますます高まっている。企業が単体で取扱うデータの量も増加しており、さらに他組織とのデータ連携や、他国とのデータ共有など、個人情報、個人データの保護にあたっては複雑さを増している。世界のデータ保護の基準ともいえるGDPRについて再確認し、日本の個人情報保護法との関連ともあわせて、基礎的な内容の理解と、対応における留意点を中心に考察します。

講習会のねらい

 製薬業界においては、臨床試験データ等の要配慮個人情報 (センシティブデータ) を取り扱っていることから、世界のデータ保護の基準となるGDPR (EU一般データ保護規則) について再度、その制度と留意点を確認し、リアルワールドデータの利活用も考慮しつつ、日本で活動する企業が個人情報や個人データ保護で直面する課題を整理し、留意すべき事柄等を明確にすることで、日々のオペレーションに活用していただきます。

  1. GDPR (EU一般データ保護規則) の基礎
    • 規則の概要
    • 特徴
    • 世界の個人情報保護の潮流
  2. 日本におけるGDPR遵守
    • 日本の改正個人情報保護法との関係
    • グローバルな臨床試験実施
  3. GDPR遵守体制の構築
    • 情報管理の役割分担と責任
    • 社内/社外データの状況整理
  4. 治験データの取扱い
    • 臨床試験実施者とスポンサー
    • ICF (治験同意書)
  5. リアルワールドデータ (RWD) 、リアルワールドエビデンス (RWE) の利活用
    • データの流れ
    • 自社ビジネスにとっての必要性
  6. 潜在的リスクの洗出し
    • エビデンスと対応フロー
    • 当局からの問合せ
  7. 社内の連携体制
    • 対応の広さと深さ
    • 関連部門と責任部門

受講料

複数名受講割引

アカデミー割引

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