自動車の高周波車内騒音とその対策技術 (多孔質材、極細繊維、音響メタマテリアルなど)

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本セミナーでは、自動車の高周波 (200Hz~5000Hz) の騒音現象を説明し、CAEを用いた最新の予測技術と対策手段、極細繊維や音響メタマテリアルについて解説いたします。

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プログラム

自動車のEV/HEV化によりエンジン騒音が少なくなり、ユーザーの車内静粛性に対する要望は高まっている。特に、ガソリンエンジン車に比べ、タイヤからのロードノイズ (振動伝達音) ・パターンノイズ (空気伝搬音) や高速走行時の風切り音等の高周波車内騒音は目立ってしまい、低減が必要不可欠である。また、国連の走行騒音規制の導入に伴い、車外騒音の低減が急務である。タイヤのパターンノイズ等の低減が必須であるが、タイヤまわりの防音材による吸音対策も重要である。  以上を踏まえ、自動車の高周波 (200Hz~5000Hz) の騒音現象を説明し、CAEを用いた最新の予測技術と対策手段、極細繊維や音響メタマテリアルについて解説する。

  1. 自動車の振動騒音現象について
    1. 自動車の主な振動現象
    2. 自動車の主な騒音現象
    3. 国連の走行騒音規制
  2. SEAを用いた風切り音を含む車内音予測手法と軽量化検討
    1. SEA (統計的エネルギー手法) とは
    2. 要因分析結果・寄与度解析結果と風音の影響
    3. 自動車防遮音材の軽量化検討結果
  3. 積層防音材の吸音・遮音解析
    1. 吸音とは、遮音とは
    2. 解析手法 (伝達マトリックス法)
    3. 解析ツールの紹介と様々な積層防音材の計算結果
    4. 最適積層構造の検討
    5. 極細繊維材の吸音率予測手法
  4. 制振材が積層された自動車パネルの有限要素解析
    1. ロードノイズについて
    2. 制振材の効果
    3. 制振材の最適配置手法 (自動車の軽量化)
  5. 防音材が積層された自動車パネルや車室空間の吸音材の有限要素解析
    1. 解析手法 (多孔体内部空気の数式化) と実験検証結果
    2. 車室空間の吸音材の最適配置検討
    3. 音響メタマテリアルの吸音・遮音解析

受講料

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