CFRPのリサイクル技術の現状とRCFの今後の課題、展望

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はじめに、現在、そして近未来、車の省燃費、電動化に伴い、また、風力発電翼の大型化をはじめ、多くの構造物・部品でCFRPが大量に使わ始めている状況、リサイクルが可能と謳われるCFRTPが多くの課題を抱えていることを説明し、エネルギを大量に使って製造されるCFを、CN (Carbon Neutral) に貢献するとともに、サステイナブルな産業へと転換するため必要なリサイクルシステム構築のための基礎情報・方策を説明する。RCF (リサイクルカーボン繊維) の国内外の最新情報や、RCF事業への新規参入の困難さも併せて説明し、克服すべき課題を明確化する。  2022年複合材料の世界的展示会であるJECがフランス・パリで開催された。EUでは、CFRP、リサイクルカーボン繊 (RCF) 維の基礎研究の次代は終わり、いかに活用するか、事業を進めるかが課題であり、果敢に取り組みが進んでいる。RCFの活用に歩調を合わせるように、バイオマス樹脂やリサイクル可能樹脂が現れている。それらにも触れてみたい。

  1. カーボン繊維 (CF) とは?…リサイクルなくしてCFは利用できない!
    1. 製造法と必要エネルギー
    2. 世界のカーボン繊維製造と今後の動向
    3. カーボン繊維の活用→カーボン繊維強化高分子系複合材料 (CFRPおよびCFRTP)
  2. 種々のリサイクルカーボン繊維 (RCF)
  3. 廃棄CFRPからカーボン繊維を回収する
    1. これまでの技術開発
    2. いろいろなカーボン繊維回収法/一押しのカーボン繊維回収法
    3. 熱可塑性樹脂を使ったCFRTPからもカーボン繊維を回収すべし!
  4. リサイクルカーボン繊維 (RCF) 、どのように活用する?
    1. 回収されたRCFの形態
    2. RCFの性能?とそれを論じる必要性?
  5. わが国では廃棄CFRPは取り合いに!
    1. CF廃材は市中に出回らず
    2. 回収システムを構築する
  6. RCFの現状
  7. RCFの未来を占う…中国はどう出る?
  8. RCFで何ができるか、何を為すべきか!
  9. RCFの未来を占う!

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