メタバースを支えるAR/VR/MRデバイスの市場と要素技術動向

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本セミナーでは、AR/VR/MRに関連する機器を取り上げ、機器の種類や搭載されているディスプレーの種類、光学系・部材のトレンド、各関連イベントに見る業界の動向について詳解いたします。

日時

開催予定

プログラム

第1部 「AR/VR/MRデバイスの企業・製品動向と光学エンジン・光学系等の要素技術」

(2022年12月6日 13:00〜15:10)

 XRで総称されるAR/VR/MR機器は、リアルとバーチャルの世界をつなぎ、メタバースの進化を支える重要なツールである。  本講座ではXR機器に関する世界各地のイベントでのホットな状況とそこから見える方向性をベースにして、AR/VR/MR機器の重要な構成要素であるディスプレイデバイスと光学系のそれぞれの特徴・性能・メーカなどについて解説する。更に、AR/VR/MRの世界に没入する際に問題となる表示の課題とその対策などを整理しながら、今後の技術の方向性や市場を見通していく。

  1. XR最新動向:メタバースで盛り上がる世界のイベント
    • 世界各地の展示会・国際会議などでのホットな状況
    • イベントで発信される開発の方向性
  2. AR, VR, MRセットの特徴、用途、代表企業
    • 代表的なAR/VR/MR機器とメーカ
    • リアルとバーチャルの世界を融合させるそれぞれの手法
  3. コアとなるディスプレイデバイスの特徴, 性能
    • LCD
    • OLED
    • LCOS
    • DLP
    • Micro OLED
    • Micro LED
  4. リアルな映像を映し出すカギを握る光学系
    • VR光学系、AR光学系の原理と構成
    • 使用される部材、開発・製造に関わるメーカ
  5. 表示性能と課題
    • 解像度などの基本性能
    • 動画ボケ
    • VR酔いなど
  6. まとめ:今後の方向、市場予測、など

第2部 「広がるAR・スマートグラスの応用展開と市場規模予測」

(2022年12月6日 15:20〜16:30)

 ARグラス・スマートグラス市場は従来、光学システムとしては自由曲面および Birdbath が主流になっていましたが、FOV を大きくするためにはレンズを厚くせざるを得ないため、製品が重たくなってしまう傾向があり、民生品向けに大きく展開できるとろこまでには至っていないのが現状です。  一方、ウェーブガイド技術は米国や日本、イスラエル企業が先行して開発していましたが、中国企業もキャッチアップしてきており、技術的にはまだ成熟していないものの、 (ウェーブガイドが) これからのトレンドになると考えられます。さらに現在、VRデバイスがカメラを通してARを実現するパススルー型がVR市場でトレンドになりつつあるとともに、今後これらの市場がAR・スマートグラス市場と重なり合ってくることが考えられます。  このセミナーでは、グローバルAR・スマートグラス市場動向はもちろんのこと、メタバース、デジタルトランスフォーメーション、マーケティング5.0等の幅広い視点から解説いたします。

  1. AR・スマートグラスグローバル市場概観
    1. 市場背景
    2. メタバースとAR
    3. アライアンストレンド
    4. コスト
  2. 技術トレンド
    1. 光学システム
      • 非ウェーブガイド
      • ウェーブガイド
    2. ディスプレイ光源
      • LCOS
      • マイクロOLED
      • マイクロLED等
    3. Video Passthrough AR
  3. アプリケーション
    1. アプリケーションシナリオ
    2. AR・スマートグラスとマーケティング5.0
    3. 表示性能と課題
  4. 市場規模予測
  5. まとめ

受講料

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