自動車における「車体などへの樹脂部材利用拡大」および「リサイクル材・バイオプラ採用」の動き

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自動車業界は、排出ガスによる「公害」対策から始まり、SDGs、カーボンニュートラル、再生可能性対応が世界的な重要課題へとなってきている。当初、走行時の排出量を基に軽量化と電動化が注目されていたが、より詳細かつ現実的な環境対策が求められ、資源採取からリサイクルを含む廃棄までを評価するライフサイクルアセスメント (LCA) になると、解体性、分解性及び材質リサイクル性とそのリサイクル材の利用、材料製造時の環境負荷の面で有利なバイオプラスチックの注目度が高まっている。すでに一部の自動車には採用が始まっているが、今後の展開について解説する。

  1. 最近の自動車を取り巻く動向 (規制、技術)
    1. 様々な課題とそれに伴う規制
    2. 自動車が重くなる要素
    3. 軽量化の重要性
  2. カーボンニュートラルと電動化
    1. 国際的な地球温暖化対策の動き
    2. パリ協定
    3. 自動車のカーボンニュートラルへの取り組み
    4. 電動化とその意味
  3. 自動車用材料とその変遷
    1. 自動車材料の歴史
    2. 自動車材料に求められる特性と性能
    3. 軽量化に対応した材料転換動向
    4. 樹脂車体の試み
  4. 自動車に採用されている樹脂部品と材料
    1. 樹脂の採用と、樹脂転換動向
    2. CFRP車体の開発
    3. 持続可能性を目指したリサイクル材とバイオプラスチック
  5. まとめ

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