毛髪再生医療のための細胞培養技術と臨床応用に向けた課題

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本セミナーでは、毛髪再生医療について取り上げ、毛髪再生医療のアプローチを分類して、現状とそれぞれの利点と欠点を紹介いたします。
また、毛包から取り出した細胞を増殖培養する方法、それらを用いた組織培養/オルガノイド培養技術について解説いたします。

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プログラム

この講演では、毛髪再生医療のアプローチを分類して、現状とそれぞれの利点と欠点を紹介します。また、毛包から取り出した細胞を増殖培養する方法や、それらを用いた組織培養およびオルガノイド培養技術について分かりやすく説明します。そして、毛髪再生医療の臨床応用に向けた課題と企業との共同研究に期待する内容について説明します。

  1. 本講演のポイント
  2. 細胞と培養材料の相互作用
    1. 細胞の材料への接着
    2. 培養基板の表面処理
    3. 微細加工した凹凸培養基板
  3. 脱毛症の種類と現状の治療法
    1. 毛包の組織構造と毛周期
    2. 薬剤、成長因子など
    3. 自毛植毛
    4. 現在の治療法の問題点
  4. 毛髪の再生医療の分類と課題
    1. 毛髪再生医療の分類
    2. 毛乳頭細胞の増殖
    3. 毛包上皮幹細胞の増殖
    4. 移植細胞および移植組織
  5. 毛包原基の作製方法
    1. 種々の細胞凝集体の作製方法
    2. 単離細胞を用いた毛包再構築
    3. 毛包原基の形態と毛髪の再生効率
    4. 細胞の自己組織化メカニズム
  6. 毛包原基の大量作製法
    1. 細胞凝集体内への酸素供給
    2. 毛包原基の大量調製方法
    3. 毛包原基の移植と評価方法
  7. 毛髪再生医療の課題
    1. 細胞源
    2. 移植組織
    3. 色素幹細胞、血管内皮細胞
    4. 製造コストなど
  8. 企業への期待
    1. 実用化に向けた課題
    2. 共同研究の可能性

受講料

複数名受講割引

アカデミー割引

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