食品・飲料容器包装分野のプラスチックリサイクル技術とその課題

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本セミナーでは、食品・飲料容器包装分野のプラスチックリサイクル技術について取り上げ、世界及び日本はどのような方向に向かっているのか具体的な対応事例を挙げて説明し、現在の課題と今後どのようにするのが良いのかを予測します。

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プログラム

世界は循環型パッケージに向けて進んでいる。中でもプラスチック包装は課題も多いが、ケミカルリサイクルで再生再利用の方向に注力されている。メカニカルリサイクルの再生再利用もあるが、PETボトルを除いては店頭回収品での実証実験であり、通常の回収ではこれから検証であり課題も多い。包装設計段階で再生利用性必須の検討課題であるが、回収包材の再生再利用の整備がまだ整っていない。国内では容器包装リサイクル法とプラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(プラ資源循環法)で回収であるが課題も多い。ケミカルリサイクルはいくつかの種類があり、本命はどれか判断が難しい。  本セミナーでは、世界及び日本はどのような方向に向かっているのか具体的な対応事例を挙げて説明し、現在の課題と今後どのようにするのが良いのかを予測する。

  1. 包装の大きなトレンド
    • 現在及び今後の包装はどのような動きをしているかを理解
  2. 循環型パッケージへの対応 (回収し再生再利用のパッケージ)
    1. なぜ循環型パッケージが必要か
    2. 循環型プラスチックの必要性
    3. 循環型プラスチックの現状
    4. 回収プラスチック包材の再生再利用技術
    5. 回収・選別システム事例
      • sorting技術事例
      • 英国Recycleye社
  3. プラスチック再生技術・循環型プラスチックの課題
    1. メカニカルリサイクルの課題と再生法の新技術
    2. ケミカルリサイクルの各技術と課題
      1. 熱分解タイプ
      2. ガス化タイプ
      3. 超臨界タイプ
      4. PETボトルの再生処理技術
        • メカニカルリサイクル
        • ケミカルリサイクル
        • 酵素分解リサイクル
    3. 溶剤利用剥離技術
  4. プラスチック包装材料のリサイクルの現状と課題
    1. 廃プラの収集、プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律
    2. FDA、EFSAの対応
    3. 紙を含む包装仕様の対応
  5. プラスチック製の包装のRecyclableとは
    1. Recyclable認定基準
    2. 認定されたRecyclable Packagesの事例
    3. 認定機関がない国内の対応事例
  6. 循環型プラッスチックの採用事例
    1. rPETボトル
    2. rPP容器
    3. rPE利用軟包材
  7. 軟包装材料の国内外の最新動向
    1. OPPのAl2O3蒸着フィルム
    2. 新しいOPPフィルム
    3. Bio-based Polymersの利用
    4. 食品包材の回収・再生再利用技術のEU事例 (NEXTLOOPP他)
    5. Certified Resins採用事例コンポスタブル及び生分解性樹脂の課題
  8. 無駄なリサイクル量を減らすための小ロット対策
    • 無駄なプラスチック包材の廃棄量削減と包材製造工程の進歩
    • 包材製造時のCO2排出量削減を求める動き
  9. 英国及びEUの30%再生樹脂の使用の影響
  10. まとめ
  11. Q&A

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