技術者が技術開発した成果をアピールする有効な手段の一つが技術文書です。技術文書のほとんどは、技術者の手を離れて一人歩きします。他人は、技術文書を唯一の評価対象として評価します。読み手に意図が伝わらず、誤って伝わると、正当に評価されないばかりか、トラブルになるリスクさえあります。技術者は、概して文章作成を苦手とするにも関わらず、社内外で文書作成の研修機会は多くありません。
本講座は、技術者として身につけるべき文書作成の基礎に加え、業務に必要な技術文書作成のノウハウを伝授いたします。講座の前半は、文章表現の基本的な事項を、例題を通じて学んでいただきます。後半は、3種類の題材について文書作成演習を行っていただき、目的に応じた技術文書の内容と形式を学んでいただきます。
- 技術者に求められる文章力
- 技術者に求められる文章力とは?
- 講師が感じる技術者の文章力
- 技術者に期待される文章力
- 技術を文章表現するということ
- 技術を文章のみで表現する難しさ【事例演習】
- 図面、グラフを利用した文章表現【事例演習】
- 技術文章の基礎
- わかりやすい文章作成のテクニック
- 文章作成上のルールとチェックリスト
- わかりやすい文章、良い文章とは?
- 要点を捉えた簡潔な文章を作成する
- わかり難い文章とわかりやすい文章との比較
- わかり難い文章の添削【演習】
- 技術文章の落とし穴
- トラブルになる事例、不適切な用語等
- 機密事項に関して他社との契約に抵触する内容を含まないか?
- 特許権および著作権に関するトラブル防止
- 特許:他人の特許を侵害する内容になっていないか
- 著作権:ネット等から引用する場合
- 技術文書の種類と目的
- 各種技術文書の種類に応じた目的
- 各種技術文書の作成者と対象者
- 技術文書の作成演習
- 技術レポートの作成演習
- 課題、解決手段を文書にまとめる
(実際の発明を題材にする)
- 技術レポートの項目に沿って文書を作成する
- 開発部門内の上司へ報告することを前提とする
- 特許提案書の作成演習
- 題材の技術課題に対する解決手段を考える
- 考えた解決手段について特許提案書を作成する
- 特許提案書の記載項目を説明
- 特許提案書の作成演習
- 他者へ説明することを前提に記載
- プレゼンのための技術文書の作成演習
- プレゼン資料作成時の簡単なアドバイス
- 例題) 設備導入の許可を得るためのプレゼン資料を作成
- 各自作成したプレゼン資料を参加者へプレゼンし、互いに評価
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 他の割引は併用できません。
アカデミック割引
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
- 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
- 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
- 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
- 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
- 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
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