ゲノム編集技術の特許戦略・侵害対策

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本セミナーでは、ゲノム編集・遺伝子治療技術の特許戦略について基礎から解説いたします。
ゲノム編集・遺伝子治療の特性をつかみ、確実な権利化・侵害対策を行うための方法、研究成果を効果的に利活用するための出願前後の留意点について詳解いたします。

日時

中止

プログラム

第1部 ゲノム編集技術を用いた遺伝子治療関連技術の特許侵害対策

(10:00〜12:00)

 新たなゲノム編集技術であるCRISPR-Cas9システムは、ゲノム情報を簡便に書き換え可能な技術であり、遺伝子疾患の治療等への応用が図られています。また、遺伝性疾患を対象とした臨床試験も、米国のベンチャー企業により開始されています。ゲノム編集技術を用いた遺伝子治療関連技術は多岐に渡る技術から構成されています。  そこで、本セミナーでは、ゲノム編集技術及び遺伝子治療関連技術を構成する技術を検討した上で、権利者側に立ってどのような特許が存在しうるかについてお話しします。

  1. ゲノム編集技術の種類及びその特許
    1. ゲノム編集技術とは?
    2. 主要なゲノム編集技術
    3. 各ゲノム編集技術の特許
    4. CRISPR-CAS9システムの基本特許
  2. 遺伝子治療関連技術の種類及びその特許
    1. 遺伝子治療関連技術とは?
    2. 遺伝子
    3. デリバリー技術
    4. ベクター技術
  3. 出願戦略から考える特許侵害対策

第2部 ゲノム編集技術の特許出願における実務と留意点

(13:00〜16:00)

 ゲノム編集技術の研究開発は著しく、米国の大学や企業等を中心に相次いで特許出願が されています。これから出願を検討する研究者の方が、特許出願のより効果的な活用の観点から、出願前後に留意すべき事項を紹介します。

  1. ゲノム編集分野の特許文献の調査
  2. 出願前の留意点
    1. 特許要件の確認
      • 新規性
      • 進歩性
      • サポート要件 等
    2. 明細書に掲載する実験データ
    3. 出願のメリット・デメリット
    4. 特許出願に必要な書類
    5. 新規性喪失の例外適用
  3. 出願後の留意点
    1. 出願後から権利化までの流れ
    2. 審査請求制度、早期審査制度
    3. 分割出願の活用
    4. 優先権主張出願の活用
    5. 外国出願時の留意点と進め方

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