デザインレビュー (DR) の効果的な進め方と品質未然防止への応用

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本セミナーでは、デザインレビューについて基礎から解説し、品質未然防止のために必要な手法や考え方、進め方について詳解いたします。

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プログラム

製品設計・開発を進めるうえで品質問題の未然防止は図られています。しかし、実際には未然防止できず問題が発生するのは、製品を取り巻く環境、顧客の要求等変化する設計要件が多くあり、「製品としては変更していなくても環境が変化してしまう」、「わずかな変更が意図に反して大きな変化につながる」ためです。変更点、変化点を確実に捉えてそこでの問題発生を予測し、防げるように対策を講じて設計に反映するのは有効な未然防止活動です。  デザインレビューで変更点、変化点の把握内容、品質問題発生とその影響予測の確からしさを確認することで品質問題の未然防止策の妥当性を検証する、形骸化したデザインレビューでなく、設計結果を確認評価できるようになると品質問題の未然防止の効果は十分に発揮できます。  自動車産業において、「品質問題をいかになくそうか」とDRBFM等の手法活用に取り組んできた経験から学んだ考え方や進め方をお話しします。

  1. 顧客要求と設計品質
    1. 多様化する顧客要求
    2. 要求品質を具体化する
    3. 設計品質は重要
    4. 要求品質の変化で設計段階の不具合が発生する
  2. 変化を漏れなく把握するのが第一歩
    1. 品質機能展開 (QFD) とは
    2. 品質機能展開の効果的な進め方
    3. 品質機能展開の実践検討
  3. 基本のFMEAによる不具合発生防止
    1. FMEAの基本
    2. FMEAとリスクマネジメント
    3. FMEAの進め方
  4. 変化点での不具合未然防止
    1. DRBFMの目的
    2. DRBFMの基本と手順
    3. DRBFMのポイント
    4. DRBFMの進め方
    5. DRBFMの実践検討
  5. レビューによる抜け、漏れ、誤り防止
    1. デザインレビューとは
    2. デザインレビューの流れ
    3. 正しくレビューして効果を発揮
  6. 効果的なレビューによる品質問題未然防止
    1. 知識の有効活用による未然防止
    2. 仮説に基づく設計検証の重要性
    3. 設計検証における妥当性確認
    4. 設計におけるヒューマンエラーの防止
    5. 検証結果の確からしさのレビュー

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