本セミナーでは、レオロジー・粘弾性の基礎から解説し、高分子材料の流動性制御、溶融強度の向上、成形加工について詳解いたします。
プラスチック成形加工を突き詰めて考えれば「流す」「形にする」「固める」工程からなるといえる。「流す」工程は最もはじめの段階にあり、最終的な製品の物性や機能にも大きな影響を与える。 ここでは、プラスチック材料開発や成形加工の分野で流動特性 (レオロジー) にあまりなじみのなかった方やこれから勉強をしようとされる方をおもな対象とし、はじめに「流す」工程に必要な考え方 (熱移動、レオロジーの基本) を述べたのち、具体的にいくつかの高分子材料の流動性改良技術および成形性改良例について紹介します。