EV、電池とLFPなど材料サプライの連系:国内ビジネスモデルの見直し

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本セミナーでは、EV電池の化学系、金属系と樹脂系それぞれの原材料の、サプライ・チェーン上の課題や、主要メーカーの動向を解説いたします。
また、講師の経験を交えて、電池製造において原材料の選定幅や、製造工程の柔軟性を拡げ、積極的にサプライ・チェーンの制約をクリアするスキームなども提案いたします。

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プログラム

本セミナーを企画するきっかけは、本年5月時点で、国内EVメーカーのWLTCベースの、「主要諸元データ」が出揃ったことである。更には電池の正極材において、コバルトフリーの動きと、鉄リン酸リチウムLFPの採用が急速に高まったことにある。2030年あるいは35年を目処とした、ガソリン車廃止と全面電動化は、量的な質的な多方面に亘って、解決すべき課題が顕在化したと見える。  この状況下で、中国と欧米の動きに対して、国内の関連業界が、自らのビジネスモデル、を検証しておく必要があろう。想定外であれば幸いだが、昨今の世界のエネルギー供給の状況の中で、EVシフト自体が幻のEVバブルに終わる可能性も見え隠れする。ドイツVW社の迷走などは、どう理解すればいいのであろう。  本セミナーでは下記の4項目に分けて、上記の課題の要点を試算し、解析を試みた。製品レベルの正極材や、電池のデータが公開されることは少ない。電気化学的な、電池工学的なモデルとの対比で、実用領域を考えて行くアプローチとなった。可能な限り、数値で対象を捉えることが、この先の変化も見る上で重要と考えて構成した。

  1. EV走行性能の進歩、2022の日本
    1. 大手メーカーのEV戦略と成果
    2. 軽EV、乗用EVとSUVへの分化
    3. 搭載電池と航続距離
    4. “電費“と交流電力消費率
  2. EVの環境性能の現状
    1. ゼロエミッションの成果
    2. EV充電電力のCO2負荷
    3. EV、HEVと燃料電池車FCVの位置関係
    4. 各国の発電事情とCO2負荷
  3. 電池性能の進歩
    1. 比容量Wh/kgの到達レベル
    2. 電池性能とEVの棲み分け
    3. 全固体リチウムイオン電池との関係
  4. 正極材のサプライ・チェーンとコストダウン
    1. 最近のLFP正極材
    2. 単元、二元と三元の正極材の基礎
    3. Ah評価とWh評価
    4. 正極材のコスト問題
    5. トータルのコストダウンとバインダー系

受講料

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