複合材料の樹脂含浸成形の基礎と含浸プロセス向上のための評価・シミュレーション技術

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本セミナーでは、複合材料の各種成形方法から、特に樹脂含浸成形 (RTMやVaRTM) の物理現象と、プロセス向上のための評価・シミュレーション技術について解説いたします。

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現在、炭素繊維複合材料 (CFRP) の航空機器や自動車分野への適用拡大にあたって、世界的に急ピッチで研究が進められています。沢山の課題がありますが、中でも成形の高品質化と量産化への対応が重要です。  本講座では、複合材料の各種成形方法から、特に樹脂含浸成形 (RTMやVaRTM) の物理現象と、プロセス向上のための評価・シミュレーション技術についてご紹介します。

  1. 複合材料とは
    1. 複合材料のしくみ
    2. 優れているところ
    3. 適用事例
      • 航空機
      • 自動車
      • タンク
      • 容器
  2. 複合材料の成形方法
    1. オートクレーブ
    2. RTM, VaRTM, RFI
    3. 自動積層技術、ATL, AFP
  3. 含浸成形中の材料変化
    1. 樹脂粘性モデル
    2. 温度と硬化
    3. 硬化反応モデル
    4. 硬化度測定
    5. 粘弾性
    6. 熱可塑性樹脂の結晶化度
  4. 含浸成形の力学
    1. 樹脂の流速と加速度、ナビエ・ストークス方程式
    2. 連続の式
    3. エネルギー保存則
    4. 多孔質媒体中の流れ、ダルシー則、浸透係数
    5. 熱対流エネルギー方程式
    6. ボイド
  5. 含浸成形のシミュレーションおよび最適化
    1. 含浸シミュレーション
    2. ボイド発生メカニズムとシミュレーション
    3. 分子シミュレーション技術の応用
  6. 樹脂含浸および浸透係数分布の評価
    1. データ同化
    2. 評価例
  7. まとめ、質疑応答

受講料

複数名受講割引

アカデミー割引

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