本セミナーでは、シリサイド系材料を中心とした“熱電発電技術“をその原理から最新の研究動向、海外の研究動向まで徹底解説いたします。
400℃~600℃の熱を電気エネルギーに直接変換する環境低負荷熱電発電材料 (Mg2Si) は実用性能に達している。2012年は本邦の複数社よりMg2Siベースの発電モジュールがリリースされる。また、米国、欧州でもMg2Siをベースとした素材、および発電チップの開発が本格化してきている。 モジュール素材の特徴や、新モジュール構造、他の熱利用発電技術と熱電変換技術の組み合わせ、本邦を凌駕する勢いの欧州自動車向け排熱発電プロジェクト等の海外R&D動向について紹介する。