自然溶媒の超臨界二酸化炭素 (CO2) の基本的な考え方、(高分子分野など) 工業的応用とその可能性

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スポーツフットウェアのナイキ社が2012年に”製造革命”と称し、新規繊維染色技術を実用化。食品分野で発展した超臨界CO2による半導体処理・導電性付与も含めプラスチック・樹脂・無機化合物・金属等の幅広い産業素材分野での高機能素材創出のシーズ・ヒントについて解説する。

  1. はじめに (ナイキ社が推奨・実用化した、”製造革命”:
    • 「アスリートと地球環境の両方に貢献」する無水染色技術とは?)
  2. 超臨界二酸化炭素 (CO2) の変わった性質と何ができるのか?
    1. 超臨界CO2の特異性
    2. 超臨界CO2の適用分野の外観 ( 開発・実用化状況 )
  3. 超臨界CO2 とは、何が得意で、何が不得意なのか?
    1. 超臨界CO2と超臨界水の違いとは? その特色!
    2. 超臨界CO2の基本物性、代表的な物性値
    3. 超臨界CO2の溶解度パラメータ、代表的な相平衡、溶解度
  4. 超臨界CO2で何ができるのか、プロセス開発事例の紹介
    1. 高分子材料の機能化表面処理・成膜・含浸
    2. プラスチック無電解めっき
    3. ポリマー多孔質体の界面張力フリー乾燥
    4. 抽出・精製、半導体ウエハ洗浄
  5. 超臨界CO2で何ができるのか、応用分野の紹介
    1. 大容量処理プロセス
    2. 脱バインダー、金属抽出
    3. 微粒子製造
  6. 超臨界CO2を扱う上での注意点・安全性、良くある相談・失敗事例
    (実験室から工業化へ:「想定外」でない装置にするために)
    1. 必須技術と技術確認・検証項目
    2. 超臨界CO2の特性を生かした検討
    3. CO2の回収・精製法
    4. 処理量と処理費の相関

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