GMPリモート監査の進め方と事例

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本セミナーでは、現職の製薬企業監査員がGMPリモート監査の注意点をわかりやすく解説いたします。

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プログラム

COVID-19パンデミックの収束が模索されている中、移動の禁止や自粛によるサプライヤやベンダーの実地監査が難しくなっている。  海外の規制当局の動向も参考にしながら、施設を訪問せずに遠隔で監査を実施する手法が定着しつつあり、COVID-19後も活用できる可能性がある。  これまでのリモート監査の経験を踏まえて、その進め方や留意点をご紹介する。

  1. COVID-19環境下での対応
    1. 監査の要件
    2. 実地監査とリモート監査
      • 実地監査のメリットとデメリット
      • リモート監査のメリットとデメリット
    3. 主な規制当局COVID-19環境下でのリモート査察
      • MHRA (英国)
      • PIC/Sの考え方
      • EMA (欧州医薬品庁) の考え方
      • FDAの考え方
      • ISO19011:リモート監査
      • ISO19011:仮想監査
    4. 弊社の取り組み
      • 監査方法の選択
  2. リモート監査の進め方
    • 監査の流れに沿って、特に実地監査との違いをハイライトしながら、 監査の段階 (準備、実施、報告、フォローアップ) ごとに事例を示す。
      1. 監査準備
        1. リモート監査の準備
          • 事前提出書類の要求とその確認
          • 書類保管・共有場所の確保
          • 監査員ごとのチャンネルの確保
          • 事前ミーティング
          • 監査アジェンダ
          • 監査モデルとリスクベースアプローチ
          • 監査アプローチ
          • リスクの洗い出し
          • 監査対象施設の新たなリスクは何か?
          • 前回監査結果からのリスクは何か?
          • 事前入手資料の活用例
          • 事前入手資料からのリスクは何か?
          • 事前資料の確認と追加質問・資料
          • 事前資料の確認による絞り込み
          • 入手した事前資料の問題点
          • 現場ツアー (仮想ツアー)
          • 監査アジェンダのアップデート
      2. 監査の実施
        1. 実施する上での留意点
          • 時間配分
          • 非常時の対応:ネット環境の悪化など
          • 追加リクエスト
          • 監査員のまとめ
          • クロージングミーティング
        2. 現場ツアー (バーチャルツアー)
          • 全ての感覚をオープンにしつづける
          • 見どころ・勘どころ
          • 任意サンプリング例
        3. 書類確認
          • 環境
          • 雰囲気
          • 盲点となりそうなもの
          • 任意サンプリング例
        4. 監査のフィードバック
          • 監査の雰囲気
          • リード監査員の義務
          • 監査員間のコミュニケーション
          • 複数日の監査では日々のラップアップを行う
        5. 監査後のフォローアップ
          • 監査の報告
          • 品質監査の結論と評価基準
  3. リモート監査の事例
    • ここではリモート監査での問題点や良い事例を示す
      1. リモート監査の主なトラブルとその解決案
      2. リモート監査の良い事例

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