LCAの考え方から評価・適用事例まで

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本セミナーでは、ライフサイクルアセスメントの基礎から解説し、調査範囲の決め方、インベントリ分析の具体的な手順、報告書・クリティカルレビューの書き方、LCAの実践例 (計算方法・活用法)について詳解いたします。

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プログラム

持続可能な社会の実現やSDGsへの対応、ESG投資の進展に伴い、サプライチェーン全体を通した環境マネジメントの重要性が増しています。特に、世界的に要求が高まるカーボンニュートラル対応においては、個別の製品・サービスだけでなく、企業における事業活動全体のカーボン情報の定量化や開示が求められています。  また、動静脈連携型のビジネスモデルのようなサーキュラーエコノミー施策には、気候変動対策との相乗効果が期待されており、ライフサイクルアセスメント (LCA) に基づく信頼性の高い環境情報を根拠に、企業間の連携や顧客との共創に取り組む必要があります。  本セミナーは、LCAの入門編として、その考え方の基礎を学び皆さんにLCAに親しみを持ってもらうことを目指します。実践例における具体的な算定手順の紹介を通じて、初級者が抱く数々の疑問を解消していただければ幸いです。

  1. LCAの概要
    1. LCAが求められる社会的背景
    2. LCAの動向 など
  2. LCAの方法1
    1. LCAの構成 (枠組みと手順)
    2. 目的および調査範囲の設定のしかた
    3. 機能単位とシステム境界
    4. 原単位情報の入手方法と取り扱い
    5. インベントリ分析の具体的な手順
    6. インベントリ分析のためのデータベース
    7. インパクト評価の基礎と留意点 など
  3. LCAの方法2
    1. 配分のしかた
    2. LCAでのリサイクルの取り扱い
    3. 結果の解釈
    4. 報告書、クリティカルレビューのまとめ方
    5. 環境ラベルの取得方法 など
  4. LCAの実践例 (計算方法・活用法) の紹介
    1. 資源循環モデル (サーキュラーエコノミー) への適用例
    2. 交通システムへの適用例
    3. 観光ツアーへの適用例
    4. 木質バイオマス熱供給事業への適用例
    5. 製品単位でのGHG排出量の計算例
    6. 製品へのバイオマス素材の適用例 など
  5. LCAにかかわるQ&A

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