イメージセンサーは、現在、高集積化、性能進化、性能拡張化、機能拡張化が進み、多くの分野に使用されている。このイメージセンサーを組み込む電子機器のシステム開発者には、イメージセンサーを理解し、それを活用していく技術が求められている。
本セミナーでは主にCMOSイメージセンサーを対象に、その構造、特性、機能と、評価手法やカメラ信号処理などの知識、そして、今後の方向性を学習する。これらの内容の理解を深めていくために、併せて、イメージセンサーに関わる撮像についての歴史と種類についても説明すると共に、近年、特性向上と拡張が著しい様々な特性と機能を有するCMOSイメージセンサーについても紹介する。
CMOSイメージセンサーの市場動向を含め、CMOSイメージセンサーの基礎からイメージング技術の最新動向までを、今までの経験や知見を活かして判りやすく説明いたします。CMOSイメージセンサーを活用していくためにも、ぜひ、ご参加ください。
- CMOSイメージセンサー市場の動向
- イメージセンサーの概要
- イメージセンサーの種類と特徴と歴史
- イメージセンサーの構造と動作
- CMOSイメージセンサーがCCDを凌駕する端緒となった技術
- CMOSイメージセンサーの基本特性
- CMOSイメージセンサーの特性
- CMOSイメージセンサーの評価
- CMOSイメージセンサーのデバイス構造と回路
- オンチップA/D変換回路
- 裏面照射型
- 積層型イメージセンサー
- CMOSイメージセンサーに関するカメラ信号処理
- カラーフィルタ配列
- 信号のカラー化
- CMOSイメージセンサーの特性を活かした機能と応用
- 高速撮像
- 高ダイナミックレンジ
- グローバルシャッター
- オートフォーカス
- 距離画像
- SPAD画素LiDAR向け積層型距離センサー
- LFM (LED Flicker Mitigation)
- 偏光センサー
- インテリジェントビジョンセンサー
- 近赤外線撮像性能
- 紫外線 (UV) 波長域対応
- EVS (イベントベースビジョンセンサー)
- CMOSイメージセンサーの今後の方向性
- まとめ