(2012年5月10日 14:00〜15:25)
(株)日新システムズ 開発企画統括 事業企画室 主査 福田 隆之 (ふくだ たかゆき) 氏
日新システムズでは、これまでの通信技術やノウハウを活かしながら、短期間でのECHONET Liteミドルウェアの開発を進めてきた。ミドルウェア実装環境のご提供に始まり、お客様のお持ちになっているボードへの組込み支援や、自社で展開しているネットワーク製品に対し、ECHONET Liteの実装 (現在実装中) を行い、提供する事で、スピーディーなECHONET Lite実装機器の構築に協力している。 本講では、ECHONET 「Lite」 になったメリットや、従来意識しなくてよかった実装の課題、および開発からみえた今後のサービス展開を講演する。
(2012年5月10日 15:35〜17:00)
大和ハウス工業(株) 総合技術研究所 主任研究員 吉田 博之 (よしだ ひろゆき) 氏
スマートハウスもすっかり一般的な言葉になってきたが、単に蓄電池やHEMSといった機器を搭載した住宅という誤解も広まっている。 本来は、様々なサービスを提供する為のプラットフォーム (共通基盤) の話であり、宅内通信の標準化が重要な意味を持つ。 2012年度より実施されるHEMS補助金制度の必須要件として指定されたECHONET Liteであるが、そこに至る背景や将来像、普及に向けた課題などについて、住宅メーカーの視点で考察したい。