第1部 EV用リチウムイオン電池のリユース/リサイクル技術とビジネスの可能性
(2022年8月29日 10:30〜12:00)
EV市場は順調に成長しており、2021年末、世界の電気自動車 (Electric vehicles) 保有台数は1650万台に達した。今後予想されるのが、膨大な量の中古EV用リチウムイオン電池の発生である。中古EV用リチウムイオン電池のリユース/リサイクル技術の開発、そして事業戦略の立案が重要な課題となる。
- 電気自動車 (EV) の市場動向
- 市場の動向
- 地球環境問題との関係
- EV用リチウムイオン電池のリユース/リサイクル技術
- リチウムイオン電池の構成
- 構成
- 原材料の供給
- ポストリチウムイオン電池の状況
- リサイクル技術
- リユース技術
- リユース/リサイクルビジネスの可能性
- リユースビジネスの課題
- 診断技術の重要性
- レンタル,サブスクリプションビジネスの登場
- ビジネスの複合化
第2部 EU電池規則の概要と使用後の車載電池再利用
(2022年8月29日 13:10〜14:40)
欧州委員会は、2020年12月、新しい電池規則の法案を発表した。同法の法制化は現在も進行中である。この法案によれば、EVに車載利用された後、一定以上の能力を有するEVバッテリーは他の目的も含む再利用が求められる。また、使用済み後のリサイクルにおいても含有物を高濃度で取り出し、新しい電池の原料に戻すことが求められる。同法の行方を巡って、民間のリサイクルセクターは、次期ビジネスの期待をもって活発な動きが出ているが、これら電池の循環利用を実現する環境・技術・条件がどのように確保されるかは、未だ不透明な状況にある。
- EU新電池規則法案の法制化に関わる動向
- EU新電池規則法案の概要
- 欧州の自動車製造業の動き
- 欧州のリサイクル業の動き
- 欧州の自動車メーカーの動き
- 電池循環利用をサポートする情報プラットフォーマ
- EU新電池規則実施に向けた課題
第3部 車載用LiBの開発動向およびサーキュラーエコノミー実現に向けた取り組み
(2022年8月29日 15:00〜16:00)
ネットゼロカーボン社会の実現に向けた産業構造シフトの世界的潮流において、車載用リチウムイオン二次電池市場も急拡大が見込まれています。特に欧米中を中心に、今後数年間でバッテリー需要が10倍に拡大する予測が現実味を帯びてきており、バッテリー事業者は技術ロードマップの達成のみならずEV産業自体の持続可能性を支える為に、資源問題ならびに廃バッテリー問題に真摯に向き合う必要があります。
本講演では、車載用リチウムイオン二次電池の先進技術トレンドならびにバッテリーが直面するサーキュラーエコノミー課題について、当社の取り組みを例に解説致します。
- ネットゼロカーボンソリューションにおける当社の取り組み
- 先進バッテリーの技術トレンド
- サーキュラーエコノミー実現における課題と当社の取り組み
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
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